ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

科学と信仰

J・パイパー「進化を受け入れますか?」

John Piper - Do you accept evolution or an old earth view? 「進化論や、地球の年齢は古いという考えを受け入れますか?」という質問に対するジョン・パイパーの答え。 イエス、ノーで即答するのは避け、注意深く答えている。曰く、彼が思うには、聖書的…

ウォルトン博士のセミナー

2年前、ウィートン大学の旧約学の教授、ジョン・ウォルトン博士による「The Lost World of Genesis One」という本を紹介した。 MEMO: The Lost World of Genesis One その名の通り、創世記1章における創造の記録の解釈に関する本。聖書を原語に忠実に読む…

科学と信仰に関する連続ツイート

今朝、科学と信仰に関して、珍しく連続ツイートをした。発端は、かきごおり先生が次のようなツイートをしておられるのを拝見したことだった。 nj_otenki: 昨日、礼拝の準備のためにハッブル宇宙望遠鏡の撮ったたくさんの写真を見ていた。神はアーティスト。…

The Language of Science and Faith

『ゲノムと聖書』の著者、フランシス・コリンズ博士の新刊(バイオロゴスのカール・ギバーソン博士との共著)、The Language of Science and Faith: Straight Answers to Genuine Questionsが3月に出ました。このブログで言及したかどうか思い出せず、検索…

ティム・ケラー「創造と進化ーー牧会者の視点から」

『放蕩する神』『The Reason for God』などの著者、ティム・ケラー牧師が、2009年11月にバイオロゴス財団主催の“In Search of a Theology of Celebration”というカンファレンスに提出した白書"Creation, Evolution, and Christian Laypeople” を、ケラー牧師…

MEMO:The Prism and the Rainbow

ノースパーク神学校のスコット・マクナイト教授のブログJesusCreedで、またもや興味深い本が紹介されていた。 A Christian Explains Why Evolution Is Not a Threat by Joel W. Martin The Prism and the Rainbow: A Christian Explains Why Evolution Is No…

「根本主義」と神のことば

ここしばらく、アメリカの旧約学の神学者ブルース・ウォルトキー博士が、有神論的進化論を支持する発言をしたことがきっかけで、改革派神学校を辞任された件について何度か言及してきました。(こちらやこちらなど。)この件は、英語圏の多くの個人ブログや…

MEMO:The End of Reformed Old Testament Scholars?

13日の記事に、以下の追記をしました。 多分このブログを読んでくださっている大多数の方には、あまり興味のない話題かと思いますが、私としてはとても大切なことだと思うので、自分のための記録としてメモしています。 この追記の情報元は、JesusCreedの…

ウォルトキー博士の件、アップデート

11日の記事に追記しましたが、こちらにもアップ。 クリスチャニティ・トゥデイに、今回のウォルトキー博士の件の流れを追った簡潔な記事と、その後の展開についてやはり簡潔に記された記事があったので、それらをリンクします。 OT Scholar Bruce Waltke R…

MEMO:ウォルトキー博士のRTS辞任の件

先月末、Reformed Theological Seminary(RTS)のブルース・ウォルトキー博士のビデオを紹介した。その中で博士は、有神論的進化論を受け入れる発言をしていた。ところがその後、神学校側からクレームがつき(ビデオは削除された)、4月6日付けでウォルトキ…

Os Guinness on Science, Faith and the Culture War

アメリカで見られる科学と信仰論争は、アメリカだけに限ったものではないものの、かなりアメリカ特有の「文化戦争」であり、それを生み出したのは、いわゆる「宗教右派」ではないかというオズ・ギネスの指摘、とても納得。科学と信仰論争に限らず、キリスト…

MEMO:Tim Keller on Creation and Evolution

Jesus Creedより。 Tim Keller on Creation and Evolution Tim Keller on Adam and Eve Tim Kellerとは、NYのRedeemer Presbyterian Churchの牧師さん。彼も有神論的進化論の支持者。

宇宙は神が造ったのか

リー・ストロベルの新刊がいのちのことば社さんから出版されたらしい。『宇宙は神が造ったのか』という、アメリカでは2005年に出版された"The Case for a Creator--A Journalist Investigates Scientific Evidence That Points Toward God"の邦訳版だ。この…

ドーキンスの変化

『神は妄想である』の著者で、宗教を毛嫌いする無神論者として有名なリチャード・ドーキンスが、『The Greatest Show on Earth: The Evidence for Evolution』という新刊を先週出版したそうだ。それに関するニューズウィーク誌のインタビューを読んでびっく…

MEMO:科学者の責任、キリスト者の責任

南山大学の南山宗教文化研究所「科学・こころ・宗教」プロジェクトのブログで、「ES細胞研究の規制緩和へ」という記事があった。 その中で、 ■研究者の責任、より重く ES細胞研究の門戸が拡大されることで、研究者の責任は以前に増して重くなる。改正指針が…

MEMO:A Fine-Tuned Universe

A Fine-Tuned Universe: The Quest for God in Science and Theology アリスター・マクグラス また「読みたい本リスト」に1冊増えた。フランシス・コリンズとジョン・ポーキングホーンが賞賛の言葉を寄せている。 “A superb contribution to the science/fa…

MEMO:Christianity Today誌のコリンズ博士インタビュー

7月10日付けでオンラインのChristianity Today誌に掲載されたフランシス・コリンズ博士のインタビュー。あとで読む。 Evolution, the Bible, and the Book of Nature ちなみに、Christianity Today誌は、1956年にビリー・グラハム師によって「神学的には…

MEMO:フィリップ・ヤンシーの記事

-A Whole Good World Outside --Opening our blinds to the prevailing wonder of creation. by Philip Yancey (Christianity Today Magazine) 伝統的なキリスト教的なものだけが「神」を現すのでなく、教会の壁の外に広がる外の世界もまた、私たちの目を神…

Helping Christians Reconcile God With Science

5月2日付のタイム誌の記事より。 For many young Christians, the moment they first notice discrepancies in the Biblical tales they've faithfully studied is a rite of passage: e.g., if Adam and Eve were the first humans, and they had two son…

雑記

昨日の日記にhiroさんが寄せてくださったコメントと、それを受けてぼぼるパパが書いたコメントなどを読みながら、いろいろ考えさせられている。(昨日の記事のコメント欄) 科学と信仰の折り合いは、コリンズ博士や、大勢のクリスチャン科学者たちが証してい…

南部先生、ノーベル賞!

いや〜、今朝の中村家は朝から盛り上がっています。シカゴ大学の名誉教授の南部陽一郎先生が、日本の小林誠先生、益川敏英先生とともにノーベル物理学賞を受賞された! 朝、まだ寝ているぼぼるパパの耳元で、「ねぇ、日本人のシカゴ大学の先生がノーベル賞取…

日経サイエンスより

しばらく前に、ぼぼるパパが「日経サイエンス(Scientific American誌の日本語版)に面白い記事が出ていたのを見つけたよ」とあるpdfファイルを送ってくれた。「科学と宗教は対立するのか」というリチャード・ドーキンスと物理学者ローレンス・クラウスの対…

『ゲノムと聖書』発売

『ゲノムと聖書:科学者、〈神〉について考える』が今日、無事に発売になった。本書の邦訳出版の道を開き、一番最初からここに至るまで、ずっと導いてくださった神様に感謝。これからも主が本書をご自身のご栄光のために自由に用いてくださいますように。 ア…

英国国教会、ダーウィンに謝罪

英国国教会の広報部長のマルコム・ブラウン師は、… 英国国教会は、ダーウィンが『種の起源』を発表した時、ダーウィンを誤解し、また「我々が最初に間違った反応をしてしまったことで、他の人たちにも今なおダーウィンを誤解させてしまっていることについて…

邦題決定!

ゲジオの邦題が決定しました。 「ゲノムと聖書 〜科学者、〈神〉について考える〜」です! ゲノムも聖書も、どちらも"神の言語"ととらえることができるし、ストレートでわかりやすく、たくさんの候補があげられた中から一番適切な良いタイトルに決まったと思…

ゲジオ

10日に入稿のはずだったのが、案の定少し遅れている。たぶん週明け早々には入稿できるでしょう。 最後の章では、無神論者から有神論者になった筆者が、どのようにしてイエス・キリストを自分の救い主として受け入れるに至ったかが証されている。最初は科学…

コリンズ博士からのメール

二日ほど前、翻訳原稿を脱稿したこともあり、ぼぼるパパがフランシス・コリンズ博士にご挨拶とちょっとした質問のメールをした。お忙しいだろうし、はたしてお返事はいただけるかな?と思っていたら、今朝、早速ご本人からお返事が来て、ちょっと感動。特に…

『The Language of God』称賛の言葉

『The Language of God』に寄せられている称賛の言葉を、いくつか抜粋して訳してみたので、ちょっとご紹介。 *****何と麗しく書かれた書物であろうか。優れた科学者であるフランシス・コリンズは、なぜ自分が熱心な信者でもあるのかを語る。…… 探究心旺…

コリンズ博士、スタンフォード大学で講演

昨日、YユキとY司が、別々に、コリンズ博士が数週間前にスタンフォード大学で行った講演の動画が見れるよ、とメールをくれた。おお、なんと言う偶然の一致!(というか、二人ともソースは一緒だったのかもしれないが。笑) Yユキは、某大学のIVCFというキャ…

「万能細胞」/神の知恵を求める

今朝、ぼぼるパパと盛り上がった話題。 ヒトの皮膚から「万能細胞」 日米の研究者が別々に(CNN) 日米の研究者が、それぞれ別々に「ヒトの皮膚から胚性幹細胞(ES細胞)と同等の全能性を持つ「万能細胞」をつくり出すことに成功した」らしい。 しばらく前に紹…

ホーム日記ミルトスの木かげで(最新)