ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

コドモとコモド

 無事に水族館への遠足に行って来た。私はケンスケを含む4人の子供の担当。ぼーっとしてすぐにグループから遅れをとってしまうレベッカ。お母さんのように面倒見のいいエミリー。普段は無口なのに興味のあるものを見つけると機関銃のように話し出すジェイソン、そして最初から最後まで「お腹すいた」と言い続けていたケンという4人組。簡単な時間割と水族館の地図を渡され、あとは子供たちを連れて好きなように回り、集合時間になったら所定の場所に戻って来るというプランで、ちょっとした珍道中だった。
 エミリーはレベッカが迷子になるのではと心配で仕方なかったらしく、終始レベッカの上着のすそを掴んで引っ張っていたためしまいにはレベッカは泣き出すという一幕もあった。コラルリーフの大きな水槽では、ダイバーが中で掃除をしていて、子供たちはそれが気になったらしく、「ダイバーの後をついていこう!」と、彼が移動するのにあわせて自分たちも水槽のまわりを移動していた。なんで水族館まで来て人間を見なくちゃいけないのやら。(笑)
 トカゲの特設展示があり、いろーんな種類のトカゲを見たのも楽しかった。目玉はコモドドラゴンという世界最大のオオトカゲ。本当に大きくて、あごのないワニか恐竜の子供か、という感じ。全長2メートルくらいの大きさなのに、灌木のとなりで灌木みたいな顔をして保護色で横たわっていたせいか、ケンスケったらタンクのなかのコモドドラゴンをちっとも見つけることができず苦労していた。(奇しくもちょうど今日、ロンドンの動物園で単為生殖したコモドドラゴンの卵が孵化したとニュースになっていた。単為生殖というのは、メスがオスと交尾することなしに卵が発生することだって。珍しいことだけど、爬虫類では時々あるらしい。)
 ケンスケが水族館で見たかったものは、イカ。でも、イカの水槽がどこにあるのかわからなくて、かわりにタコをみた。タコというとゆでダコしか知らないせいか、プリプリしているイメージだけど、生きているタコは全然プリプリしてなくて、むしろベローンと伸びたお餅みたいな感じだった。
 他にもいろいろ面白い生き物を見て、私も久しぶりの水族館を楽しんだ。だけど、さすがに疲れたなー。

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