ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

バウンダリーズ

 スモールグループの仲間のリンダとマイクは、親戚の事で困っている。リンダのお姉さんは結婚生活にトラブルがあり、お姉さんの子どもの問題とか、経済的なこととか、しわ寄せがリンダたちのところに来ているらしい。
 イザヤ58:7に、not to turn away from your own flesh and blood(肉親の世話を拒んではいけない)とあって、グループの一人がそれを指摘しながら、「たとえ嫌だと思っても、肉親には背を向けたらいけないんじゃないか」と言った。リンダは、「でも、求められるがままにお金を貸し続けても、それは彼らのためにはなっていない気がする」と言い、私も、「ただお金を貸すことが、イコール助けることとは限らないよね。お金を貸さないからといって、それが背を向けることになるとも言えないし」と言った。結局その場ではそれ以上つっこまず、そこで終わったのだが、あとからリンダと話して、『バウンダリーズ』を貸すことになった。
 今日彼女から『バウンダリーズ』がものすごく参考になっていて感謝する」とメールがきた。親戚の問題だけでなく、リンダが手を焼いている16歳と9歳の子どもたちの育児にも、役立つヒントがたくさんあって嬉しいとのことだった。良かった,良かった。助けてくださる主に感謝!(^^)

 バウンダリーといえば、昨日こんなことがあった。みん(12歳)が友達と電話で話していて、彼女がこう言うのが聞こえてきたのだ。(電話なので、会話の片方しか聞こえないのだけど。)
「それは大変だよねー。気持ちはわかるよー」
「うーん、それは私にはどうしようもないなぁ。二人で話して決めないといけないと思うよ。」
「その通り! だからこそ、今すぐにでも、二人で話し始めないとだめなんだよ。」
「それは私には何とも言えないなぁ。今からでも電話して聞いてみたら?」

 どうも友達の悩み相談をしている様子。随分上手に相手をしているのに驚いた。ちゃんと相手の状況に共感を示しつつも、相手の問題を肩代わりしてしまうことなく、当事者で話し合うよう勧めている。みんは私よりもバウンダリー引くの、うまいかも。(汗)
 「上手にアドバイスしてたねえ」と言うと、「皆いつも、私にアドバイスを求めてくるんだよねー。どうしてかなぁ」と、みん。それはきっと、あなたのアドバイスが的を射ているからでしょう。
 そんなみんを頼もしく思いつつも、親としてはちょっと心配にもなる。「ねぇ、みんながあなたに相談をするのはいいんだけど、あなたが誰かに相談したいと思う時、話を聞いてくれる友達はいるの?」「うん、いるよー」ケロっと答えるみん。それならいいんだけどね。
 みんは幼稚園児の頃から、不思議と人との付き合い方が上手だったんだよね。(こんなエピソードもあったっけ。)神様が与えてくださったこの素晴らしい資質がこれからも伸ばされて、主のご栄光のために用いられるようになりますように!

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