スタローンの回心
サンディエゴのパスター・マックこと、大倉真先生のブログで読んだ話。
アメリカでは昨年12月に、日本でも先月公開になった『ロッキー・バルボア(邦題『ロッキー・ザ・ファイナル』)』だが、シルベスター・スタローンは、このロッキーシリーズの6作目を作るに至るまでに、信仰的にバックスライドした状態からイエス様のもとに回心していたそうだ。
イタリア系のスタローン、もともとカトリックのクリスチャンホームに育ち、子供の頃から教会へ行き、クリスチャンの学校に通っていた。しかし一作めの「ロッキー」が大当たりし、この世が差し出す名誉や成功に目がくらんだ彼は、神様から離れてしまった。そして、自分でも後悔するような選択を重ね、いろいろなことがうまく行かなくなる中で、再びイエス様のもとに戻ってきた。回心したスタローン曰く、「You need to have the expertise and the guidance of someone else. You cannot train yourself. I feel the same way about Christianity and about what the church is: The church is the gym of the soul. 私たちには、知識と知恵をもって導いてくれる誰か他の人が必要だ。自分で自分を訓練することはできない。キリスト教や教会というものにも同じことを思う。教会は、魂のジムなのだ。」
先生のブログの中でも引用されていた上記のスタローンの言葉は、フォーカス・オン・ザ・ファミリーのサイトにあった記事からだそうで、どうもアメリカのクリスチャンメディアの間では、すでによく知られていることのようだ。ぼぼるパパに「スタローンはクリスチャンになったんだって!」と言ったら、「知ってるよ、ラジオで聞いたもん」と。なんだー、知らなかったのは私だけかー。
大倉先生のブログには、参考資料として、アウトリーチ(伝道)のために『ロッキー・バルボア』を用いるにあたってのリソースサイトも紹介されていた。こちらです。
私としては、この映画が伝道ツールになるかどうかは別として、シルベスター・スタローンという一人の人が、紆余曲折を経て再びイエス様の元に戻って来たという、その証が何より嬉しいと思った。