ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

追突

 今日からエミは夏休み。(みんとま〜やは金曜日まで、ケンは木曜日までは学校があるが。)少しゆっくりできるかと思ったら、朝8時からエミの歯列矯正のチェックアップの予約が入っていた。そこでま〜やを学校に送ったあと、ただちにエミを歯医者へ。行く途中、交差点で右折しようとしかけて、交通量が多かったためちょっと躊躇して急に止まったところ、後ろから追突されてしまった。たいしたことはなく、バンパーにかすり傷がついたぐらいだったので警察も呼ばなかったけど。
 事故後、車から降りてきた相手が開口一番に言ったのは、驚いたことに「I'm sorry」だった。アメリカに住んでいる人ならわかるだろうが、アメリカ人というのは、交通事故を起こしたとき、たとえ自分の方が悪くても、絶対に自分からI'm sorryとは言わないのだ。謝ると自分の非を認めたことになり、あとで保険の交渉などをするときに不利になるから、絶対に謝るなと教えられているらしい。実際、エミも学校の教習でそのように教えられたと言っていた。
 でもこのおじさんは、開口一番「I'm sorry」で、その後も何度か、「I'm sorry, were you all right?」と恐縮し続けていた。こういう人は珍しいと思う。たいしたダメージはなかったし、お互い急いでいたこともあり、保険のインフォメーションの交換だけして別れた。ぶつかったのは向こうだけど、私も急に止まったりしたのが悪かったのだし、本当は彼にとっても、私のようなヘナチョコドライバーの後ろを運転していたのは災難だったのだと思う。とにかく、大した事故にはならなくてよかった。エミも私も、ちょっと首がカクンとしたけど、大丈夫だと思う。こういうことは後から具合が悪くなることがあるというから、一応気をつけて様子をみようとは思うけど、まず大丈夫でしょう。
 交通事故って本当に多くて、私も10日に一回くらいは、かなり派手な事故現場を目撃する。周りではそのくらい頻繁に起きている。でも、私が事故に遭ったときは、こんなふうに何でもなくて、相手も善良な人で、感謝なことだったなぁとつくづく思った。
 今週の金曜日から、いよいよエミのBehind the wheel (運転の実地教習)が始まる。守られますように。私のように及び腰のドライバーではなく、確実な運転技術と確かな判断力をもつ、成熟したドライバーになりますように。

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