ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

祈りの答え

 みんは今年の春頃から、同級生のジョージ(仮名)という男の子とつき合っていた。みんと私とは、男女交際についても率直に語り合っていたし、彼女がしっかりした価値判断を持っているのはわかっていたので、それほど心配していなかった。最初のうちは、付き合い始めたといっても、みんもジョージもそれぞれ同性の友人と一緒にいることの方が多かったし、初々しくて可愛らしいカップル、という感じだった。
 ところが、夏あたりから、だんだんジョージがみんに対して… う〜ん、なんていうのかな、いかにも「俺の女」みたいな態度を取るようになってきたのが、傍で見ていても感じられて、私としてはちょっと不快だった。腰に手を回して抱き寄せて、要するに、ベタベタしすぎ! 二人きりで出かけることはなく、いつもグループで行動していたけれど、あんな調子では二人きりになったら何をしでかすかわからないぞ、と思った。
 3週間くらい前だったか、あまりに見かねて、私はみんに一言だけ注意した。本当は言いたいことが山ほどあったけれど、私がくどくど言わなくてもみんもわかっているはずだから、一言、リマインダーとして注意を喚起するだけで十分だろう、と。ここで私が言い過ぎたら、いくらわかっていても、みんも逆に反発してしまうかもしれないし。
 正直言って、私にはもはや、ジョージとの関係がみんにとって良いものであるとは思えなくなっていたけれど、私からみんにそう言うのが賢明だとも思えなかった。そこで、私は、一言だけ注意したら、あとは祈りの中に潜って(?)主に委ねることにした。
 それから私は毎日のように祈った。神様が、ジョージとの関係がみんにとってふさわしいものでないと思われるなら、どうぞこの関係をみんから取り去ってください、もし神様がこの関係を続けることを許されるのでしたら、それを清めて祝福してください、と。
 三日前、みんが私に言った。「ママ、私ね、昨日ジョージと別れたの。」「えっ、どっちから?」「お互いに。なんだかもううまくいかなくなってきたって二人とも感じたから。」「…そう。それは良い決断だったと、ママは思うよ」
 心の中で、主が祈りに答えてくださったことに感謝してから、私はみんに言った。「ママね、実はこの2週間くらい、これこれしかじかって、神様に祈っていたのよ。神様がご介入してくださったんだね。」
 みんは驚いた表情をして、ゆっくりと言った。「そうだったんだ… それを聞いて良かった。この別れが、神様から出たものだって確認できたから。神様の御心にかなった選び取りができて良かった。」
 高校生になったみん。毎日のように新しい出会いがある。みんの人間関係が、主の御手の中で守られ、導かれ、祝されますように。(もちろん、エミもま〜やもケンも。)

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