ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

「ママ、どうしよう!」

 「ママッ、ママッ! どうしよう! 大変なことになっちゃった!」
 昨日、ケンスケが血相を変えて学校から帰ってきた。玄関で叫んでいるケンに、私がキッチンから「なあに? どうしたの?」と答えても、私の声が聞こえないのか、「ママッ! ママッ! どこっ?」と叫んでいる。
 私が玄関まで出ていくと、ケンは自分のクツを指差しながら言った。
 「ボク、体育のあと、間違えて体育館用のクツを普通のクツに履き替えるの忘れて、そのまま帰ってきちゃったよ!それで、泥の中に足を突っ込んじゃって、クツが汚れちゃったの! どうしよう、体育館用のクツには泥がついてたらいけないのに。友達にも、『あ〜らら〜』って言われちゃったの」

 お、大げさな… それくらい、クツを洗えば済むことなのに。ケンは失敗してあせってたところに、友達にも「あ〜らら〜」って言われて、動揺しちゃったのね。
 「大丈夫よ。ママがきれいに洗ってあげるから。心配しないで。ダイジョウブ!」
 私がそう太鼓判を押すと、ケンは安心したようにニッコリ笑い、私にギュッとしがみついた。私もケンをしっかり抱きしめて、頭をなでながら「大丈夫、大丈夫…」と繰り返した。

 失敗してパニックして私のところに一目散に駆けてきて、自分の問題を必死に訴えるケン。そして、大丈夫よと太鼓判を押され、すぐにニッコリ安心するケン。可愛いやら、いじらしいやら。

 思えば、私も似たようなことをしょっちゅう神様に対してやっている。心配性の私は、しょっちゅう思い煩い、しょっちゅう心配し、しょっちゅうパニックする。何か困ったことがあると、神様のもとに猛突進し、「どうしましょう、神様〜、こんなことになっちゃって〜〜」あたふた、ガクガクブルブル、神様に状況を訴える。きっと神様も、プッと小さく笑って、「大げさな… それくらい、わたしにまかせておけば大丈夫だよ」と言われるのだろう。そして、神様の「大丈夫」に、私も安心すればいい。神様も「ダイジョウブ、ダイジョウブ」と私を抱きしめ、心のたかぶりを落ち着かせてくださる。敵は私の失敗をあげつらって「あ〜らら〜」と言うかもしれないが、神様の腕の中にいる限りはもう安心。
 実は夕べも、いくつか気がかりなことがあって、明け方の4時頃にも目が覚めて寝付けなくなり、神様にいろいろお話していた。そしたら神様は、昼間のケンとのやり取りを思い起こさせてくださり、大きな「ダイジョウブ印」をくださった。
 今朝の私は、もう心配していない。問題云々以上に、いつもこうして、神様が私と共にいてくださることに、ただシアワセ。

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