ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

自宅なう

 シカゴに戻りました。夕べ7時過ぎにNJのミツワを出発し、今朝、シカゴ時間の6時前に到着。早かった。夫が頑張って運転してくれたおかげ。私は途中2時間ほど運転しただけで、あとはずっと寝ていました。

 先週の金曜日は朝10時過ぎにプリンストンに到着し、すぐにホテルにチェックイン。お天気が悪かったこともあり、この日は一日ホテルでのんびり。夜になってから、キャンプから戻ってきたエミから連絡が入り、その晩に必要なものだけをエミの寮に届けた。新入生たちは、この晩からすでに、新入生歓迎のさまざまなイベントが始まっていたため、チラッと会っただけで終わり。
 翌朝、9時半に待ち合わせして、寮に彼女の荷物をすべて運び込む。エミのルームメイトは、中国人(育ちはアメリカ)のD、ヴァージニア出身のクリスチャンのL、フロリダ出身のアスリートのJ。みなそれぞれに違ったタイプの子たちで、これから1年、この4人でどんな共同生活を送ることになるのやら。(^^)
 エミたちの部屋は、二人部屋の寝室が二つと真ん中に4人の机と本棚が並ぶ勉強部屋、というつくり。エミはDと寝室をシェア。


 これは、エミの机の前にエミとみんが群がっているところ。

 これは、エミの寮の前。以下5枚は、キャンパスのあれこれ。


図書館 ↑

イサクをいざ捧げんとするアブラハムの像。↑


ナッソー・ホール。1756年に建築され、アメリカ独立戦争のときには野戦病院として使われたこともあったそうな。
 
 さて、荷物を運び込んだ後は、寮の食堂でブランチ。この日は家族も招かれていて、これからわが子がどんな食事をすることになるか、垣間みることのできる良い機会だった。食事は、親も一緒の日だからか、とても豪勢でびっくり。
 朝会ったばかりのときは、前日までの疲れも残っていたのか、なんとなく緊張した様子のエミだったけれど、家族6人でいつものようにワイワイ食事をしているうちに、だんだん表情がほころんできて、キャンプでの体験など、いろいろ話してくれた。(トイレは地面に穴を掘り、葉っぱをトイレットペーパー代わりに使ったなど…)シェナンドー渓谷はとても美しかったけれど、三日目から雨が降り始め、なかなか過酷なハイキング&キャンプとなり(テントすら使わず、寝袋だけで寝たそうだ)、貴重な経験ではあったものの二度とやりたくない、とか。(笑)
 また、エミのアカデミックアドバイザーは、音楽学部作曲科のDan Trueman博士になったとかで、大喜びしていた。この先生は、マックを使った「ラップトップオーケストラ」というものや、大学の劇団の舞台のための音楽を作曲する、という授業をやっていたりもするそうで、エミにとって願ったりかなったりの存在。

 食事の後は、親は保護者向けのレセプションに、エミは新入生の用事。その後もう一度6人でプリンストンの町をぶらつき、夕方になったらまた寮にドロップオフ。

 日曜日は、朝、キャンパス内のチャペルの前で待ち合わせて家族写真を取り、パネラブレッドで軽い朝食をとってから教会へ。教会は、プリンストン日本語教会。少人数だけれど主の愛に満ちた温かいアットホームな教会で、エミはとても喜んでいた。JCFN関連の人も二人いたし、パスターご夫妻もとても良い方たち。先生は、大学の寮から教会までの足も確保してくださるとおっしゃってくださり、大いに感謝。礼拝が始まるや否や、主の御臨在を強く感じ、私は涙ボロボロ。ヨナ書からのメッセージも素晴らしかった。
 礼拝後は皆さんと昼食。教会の近所に、最近ラーメンの美味しいお店が出来たという話で盛り上がったり。なんでも日本で修行してきた中国人シェフで、日本人の口にぴったりあう美味しいラーメン、ギョーザ、チャーハンなどを出しているのだそうだ。うらやましい!
 教会を後にすると、エミは2時過ぎから新入生のための行事があるので、私たちとはそこでお別れ。プリンストンでも礼拝できて心が満たされたのか、エミはとても良い笑顔で、「じゃあ、またね!I love you!」と車を降りていった。
 神様がここまでエミの必要のすべてを満たし、環境を整えてくださり、感謝の言葉以外でてこない。これから先、いろんなチャレンジや、困難や失望もあるだろうけれど、あとはあの子が神様に聞きながらやっていくだけ。私たちは背後でいつだって祈っているし、私たちを必要とするときにはいつでもここにいるけれど、本人も旅立ちの時だとわかっているのだから、私たちも喜んで手を放そう。
 別れ際、ケンがエミに言った。「ボクが贈った御言葉、読んだ?」「あ、まだ」「ちゃんと読んでね。エミにピッタリなんだから!」「わかった。部屋に戻ったら読むよ!ありがとう!」

 実は先週、こんなことがあったのだ。トイレから出てきたケンが突然、「I need to look up the Proverbs!(箴言を開かなくちゃ!)」どうしたの?と聞くと、「I think there is a verse Emi needs to hear in Proverbs(箴言に、エミに必要な御言葉があると思うんだ)」 
 そして聖書を開きながら、「これだ!箴言3章5、6節! I think Emi can learn from this. I think we all can learn from this.(エミはここから学べるものがあると思う。僕たちみんな、ここから学べるものがあると思う)」そして、この箇所を紙に書き写し、エミに持っていくための荷物の中にそれを入れていた。

 箴言3章5、6節。
 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。

 アーメン、アーメン。
 

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