ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

母と電話

 母が入院して以来、2度電話で話した。1度めは、手術の次の日、妹が付き添っているときに、妹の携帯に電話をして。2度めは、母の方から、今日、日本時間の午前3時頃に電話がかかってきた。入院前からそうだったけど、母はそういう時間になると目が覚めてしまうそうで、よくそういう時間に電話がかかってくるのだ。
 「あなたがアメリカにいてよかったわよ。日本の人だったらこんな時間に電話できないからね」、母はいつもそう言っていた。とはいえ、今は4人部屋にいるので、こんな時間に電話でしゃべっていたら同室の人に迷惑では? 母にそういうと、「そうなのよ、だから布団かぶってこっそりしゃべってるの」 どうりで、モゾモゾした声だと思った…(苦笑)
 いくら布団かぶってこっそりとはいえ、やはり迷惑になるといけないのであまりゆっくりしゃべらなかったけど、思ったより元気そうだったので良かった。何より嬉しかったのは、受洗直前に突然の入院・手術で、落ち込んでいたり、信仰が揺らいだりしているのではと心配していたけれど、ぜんぜんそんな様子ではなかったこと。落ち込んでいるどころか、感謝、感謝と喜んでいた。
 母は47歳の頃、健康診断で腎臓の一つが機能していないことが見つかったそうで、これまでずっと一つの腎臓でやってきていた。となれば、機能している方の腎臓に負担がかかるのは仕方のないことであり、いつ不調がでたとしても不思議はなかっただろう。
 母は一人暮らしだが、昨年(おととしかな?)妹家族が伊丹から神奈川に戻ってきたことを機に、この春、妹家族の近く(車で15分くらい?)にマンションを買って引っ越した。そして、引っ越してしばらくして、近所によい教会も見つけ、牧師さんをはじめ教会の方たちによくしていただいていた。
 もし腎臓の不調が、妹がまだ伊丹にいるときに起こっていたら。あるいは、妹の近くに引っ越す前に起こっていたら。妹も簡単には飛んで行って付き添うこともできず、大変だったと思う。また、教会は母のマンションからそう遠くないところにあるそうなので、妹以外にも、母の様子をチェックしてくださる方が近くに与えられていたのも、私としては感謝以外の何物でもない。
 体調の不調は実はしばらく前からあったらしいのだけれど、だましだましやっていたらしい。しかし手術をしたことで、気になっていた症状がすっきりとれたと言う。神様は、きっと母が治療を受けるためのベストのタイミングをはかってくださっていたに違いない。母もそれを自覚し、主に感謝している。看護婦さんにそういう話しをしたら、看護婦さんも、「あなたには神様がついているんですね!」と言ったそうだ。
 先日牧師さんが花束をもってお見舞いに来て下さり(涙)、母は「今週中に退院したら、予定どおり12月5日に受洗します」と言ったそうだ。牧師さんはさすがに絶句していたらしいけど。(笑)実際には、いつ退院になるかはまだ分からない。合併症で心臓に負担がきたり、感染症の危険もあるので、きちんと様子を見たほうがいい。慌てなくていいよ、おばあちゃん。神様はおばあちゃんの気持ちをご存知なのだから!

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