ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

ケンのお弁当箱

 今朝、いつものように子供たちのお弁当を作っているとき、ケンのお弁当箱入れが見当たらなかった。それでケンに、「あなたのランチバッグ、どこにあるかなぁ? まだカバンに入ってる?」と聞くと、ケンは、「冬休みに入る前に、ママに渡したよ。僕、はっきり覚えてる」と言う。2週間前のことだし、それでは私がどこにしまったのか忘れちゃったのかなと思い、「ごめんね、今日はちょっと見当たらないから、去年のスパイダーマンのランチバッグでもいい?」と言うと、彼は、「仕方がないなぁ。いいよ」。
 ところが、ケンは学校から帰って来ると、おずおずとこう言った。「ママ、あのね、ランチバッグ、2週間ずっと学校に置き忘れてた」。ケンの学校では、毎朝みんなのランチを集め、ランチルームの所定の箱に入れることになっている。ランチの時間になると、その箱から各自自分のお弁当箱を取り出し、終わるとまた箱の中に戻し、一日の終わりに、そこから自分のお弁当箱を回収する。以下、今日のお昼に何が起きたか、ケンの説明。
 「ランチの時間になって、お弁当を取りに行ったら、箱の中に僕のいつものランチバッグがあったから、何も考えずにそれを取って席についたんだ。そしてバッグの中のお弁当箱が何だか軽いから変だなぁと思いながらふたを開けたら、『うっ、臭っ!』(身をよじる仕草)。訳が分からなくて、呆然としていたら、ジェレミーが、『忘れたのかい、ケンは今日、子供じみたスパイダーマンのランチバッグを持ってきてたじゃないか』と言ったんで、やっと思い出したんだよ」
 それを聞いた私とま〜やは大爆笑。3人で大笑いした。でも、ケンが2週間前のお弁当箱を私に差し出したときは、さすがに私もひるんだ。「え〜、ママ、これを洗うのは怖いなぁ。ケン、自分で洗ってよ」。ケンは「え〜、やだよう。じゃあ、パパに頼もう!」私、「そういうわけにはいかないでしょ。じゃあママが洗ってあげます」
 そして私は息を止めながら、お弁当箱を開けて、必死で洗ったのだった。しかも冬休み前の最後に持っていったお弁当は、サーモスに入れたシチューだったので、中はほぼ空とは言え、相当すごいことになっていた… スプーンにはよもぎ色のカビがびっしり生えてたし!

====
 さて、ぼぼるパパは明日から、今学期教えることになっている「自然災害」の授業が始まる。この授業を教えるのは今年が3年目。年々履修者の数が増え、去年は160人だったのが、今年は300人近く。教室も大きな階段教室らしい。TA(助手)だけで14人いるので、TAミーティングがすでに授業のようだったそうだ。(ちなみに、彼が普段教える大学院生のクラスは、生徒数はたいてい一桁。)
 去年もそうだったけれど、このクラスを教えている期間中は、ぼぼるパパは普段にも増して大忙しになる。私もしっかり彼をサポートしなくては!
 一方みんは、来週から期末試験なので、彼女もテンパリ気味。みんな、頑張れ!お母さんも頑張るよ!

ホーム日記ミルトスの木かげで(最新)