ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

IVCF WinterFest

 シカゴ大学のInterVarsity(日本のKGKのような超教派のキャンパスミニストリー)のスタッフにお招きいただいて、WinterFestというシカゴ周辺の複数の大学の学生が集まる二泊二日の修養会の、土曜日の午後の部にだけ参加させていただいてきた。
 スタッフから招待された大学関係者や地域の牧師さんたちのための「スペシャルゲスト」枠だった。つまり、参加費は無料で、さまざまな分化会を自由に見て歩いていい、というもの。最初にスペシャルゲストだけ小さい部屋に呼ばれ、そこでビデオプレゼンテーションなどがあった。この枠の目的は、InterVarsityのミニストリーを知ってもらい、協力を求める、ということらしい。
 私は留学生のときにIVCFのミニストリーに関わっていたので、説明を受けるまでもなかったけれど、JCFNに関わる者として、彼らがこういう方法で支援者をつのろうとしているのを見れたのは、とても参考になった。
 今回の修養会は、学生の参加者400人強(うち、50人がノンクリスチャン)、スタッフ30人強、ボランティア50人強。会場はシカゴ郊外のホテルで、食事、宿泊込みで学生は$120。安い! 2月半ばの閑散期だからだろうが、それにしても安い!
 シカゴ大学からは、今年は80人の参加者があったそうだ。去年はその半分の40人だったのが突然倍増したそうで、スタッフは、「神様は今、シカゴ大学のキャンパスで大きく働かれています!」とおっしゃっていた。
 ひとつ気づかされたのは、学生の人種層にほとんど偏りがなかったこと。白人、黒人、アジア人、ヒスパニック系と、どのエスニックグループも、まんべんなくいた。あえて言えば、スタッフも含めてアジア人がいちばん多かったかも。またスタッフの話によると、どのキャンパスに行っても、アジア人が多いと言っても日本人学生はとても少ないとのこと。そういえばJCFNのO主事も、近年アメリカのキャンパスで日本人留学生の数が激減していると言っておられた。たとえば、かつては40人の日本人留学生がいたのが、今では4人だけとか。留学生だけでなく、日系人の学生も少ない気がする。
 さて、内容は、いくつものトラック(分科会?)に分かれ、基本的にトラックごとに一日が進み、途中何度か、さらにスモールグループに分かれての時間があったり、各大学ごとに集まる時間があったり、全体集会があったり。
 トラックで特筆すべきは、50人のノンクリスチャンが集っていた「Finding God」というもの。ゲストたちは、どのトラックも自由に出入りしていいですが、この「Finding God」にだけは行かないでください、と最初に言われた。なぜかというと、参加者たちがとてもvulnerableになって心を開き、深いレベルでの交わりがなされているので、見知らぬ人が出入りしているとよくない、ということらしかった。このトラックの説明を見ると、各セッションが「壊れた関係」「回復された関係」「癒しのために共に送り出される」となっていた。こういう話がノンクリスチャン向けのトラックでなされている!? すごい。神様のことを知りたいと思って集まってきた50人のノンクリスチャンの学生たちが、安全な環境で自分の内側をさらけだし、主に触れてもらおうとしているのかと思ったら、ゾクゾクした。土曜日の夜の全体集会では招きの時間などがあるとのことで、スタッフたちは、おそらく大勢の人たちが応答するだろうと言っていた。全体集会は始まる時間が9時からで、かなり遅くまで続くとのことだったので、私たちは一足先に会場を後にしたのだけれど、あとからスタッフにメールして、何が起こったかぜひ尋ねようと思う。
 それ以外のトラックは、「Transformed life, transformed community, transformed world」というテーマのダニエル書からの学び、「収穫のとき」というテーマでのマタイ福音書からの学び、男性向け、女性向け、キャンパス伝道、これから社会に出る4年生向け、とりなしの祈り、などなど… 土曜日の夜から日曜日の午前中までの短いコンファレンスだけれど、中身が濃そうでした。ダニエル書やマタイからの学びでは、どちらもがっつり「帰納的聖書の読み方」が用いられ、私も学生時代を思い出してなつかしかった。
 大学生だからか、皆さんエネルギーに満ちていて、夕食の時間にはいきなりflash mobが始まったりして、面白かった。(笑)
 限られた時間だったけれど、とても有意義な時を過ごさせていただき、感謝だった。

追記:この晩、15人の大学生が新たにイエス様を救い主として受け入れたそうです!

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