ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

Blue like Ocean...

 夕べは、ケンの学校のミュージカルがあり、ケンはメインキャラクターの一人、「ライオン」の役を見事に演じた。

 今日はそのことを書くつもりだったけれど、その前に、夕べの事件を記録しておく。

 ミュージカルの後、私がセントラルカンファレンスのレジスト係として忙しく事務の仕事をしている間、ぼぼるパパは片付けものをしていた。二階に置いてあったペンキの缶を地下室に移動させるべく、行ったり来たりしていた。
 すると、ドンガラガッシャーンというとて〜も嫌な音と、続いてぼぼるパパの悲痛な叫び声が。「うわ〜〜〜、大変だ〜〜〜〜」
 ドンガラガッシャーンには動じなかったが、夫の叫び声に、何が起こったのか、ただちに察した私は、飛び上がって階段のところまで駆けつけた。
 私が目にした光景は、案の定… 階段の下数段の部分から床に向かってぶちまけている青いペンキ。床だけでなく、壁やドア、階段の上のほうや隣のリビングルームのカーペットや壁にまでペンキが飛び散っている。
 もちろん子供たちもそれぞれの部屋から飛び出してきた。
 ペンキですよ、ペンキ。あまりの惨状に絶句してしまった私。
 正直に言って、私は怒りました。なんてことをしてくれたのか、と。でも子供たちは優しかった。パパを一言も責めず、「片付けよう!」とすぐにぼろ切れを持ってきた。「みんなでやれば、何とかなるよ」と。
 ワイワイ言いながら、みんなでドロドロにぶちまけたペンキを何とか片付けた。といっても、カーペットの青いしみはどうしても残ってしまう。壁は、だいたいのところを拭き取ったら、あとはペンキを塗り直せばいいので、そちらはあまり心配しなかったが…
 パパと私とケンとみんは足を青ペンキにまみれさせながら拭き取り作業。ま〜やは、ペーパータオルを取って来たり、ゴミ袋を取ってきたりのパシリ役。
 私が汗だくになってブツブツ言いながら作業していると、同じく汗だくのケンは、「これはこれで大変かもしれないけど、日本の人たちが地震と津波のあとどれだけ一生懸命がんばっているかを思えば、こんなの、大変なうちに入らないよ。日本の人たちは、これよりも100万倍大変な思いをしているんだから」と言った。まったくその通りだ。私はこれくらいのことで不平を言ったことを恥ずかしく思った。ケンはしきりと、「こんなことからでも、神様は何か良いものをもたらすことのできるお方だからね。何をどうするかはわからないけどさ!」と言っていた。みんも、俄然張り切って、まるで専門家のように解説しながら床のペンキを拭き取ってくれた。ぼぼるパパはさすがに張本人だけあってか、笑っていなかったけど、子供たちがほがらかに作業してくれたおかげで、雰囲気が険悪にならずに済んだ。これが私とぼぼるパパだけだったら、悲惨だったと思う。






ところで、私がツイッターで、写真付きで「こんなことになった」と父にツイートしたら、彼は、「これはひどい。いやはや」とコメントをつけてRTしていた… リプライじゃなくてRTかよっ!と心の中で突っ込んでしまった。(笑)

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