ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

日本'11(その2・宇都宮篇)

 日本に到着して最初の日曜日の朝、私は前の晩に母と泊まっていた新宿のホテル・サザンタワーを後にして、宇都宮に向かった。まず東京まで出て、そこから新幹線やまびこ。南カリフォルニアから来ている日系ゴスペルクワイヤNCM2が東北ツアーをしており、その最後を飾る峰町教会でのチャペルコンサートへ行くためだ。
 そもそも、なぜ前の晩に新宿に泊まっていたかというと、私が日曜日の朝から宇都宮に行くと聞いた母が、藤沢から行くのでは遠くて大変だろうと心配し、新宿に泊まるのを提案してくれたのだ。二人でホテルに泊まるなんて久しぶりだし、楽しいでしょ?と。母は、私が50近くになった今でも、こうして私のことを心配してくれる。最近気づいたのだけれど、母の私や妹に対する心配のしかたは、私が娘たちに対して心配するときのしかたと、実はよく似ている。これはDNAに組み込まれていたのだろうか、それとも、若い頃からいつも母にケアしてもらったことが、いつしか私の血肉になったためだろうか。うちの娘たちも、今は私の心配を疎ましがっても、大人になって自分が母になったら、同じような心配を自分の子どもにするようになるのだろうか…
 さて、新幹線で午前10時半過ぎに宇都宮に到着すると、そこにはたしんさん一行が待っていてくださった。たしんさんのお友達のカズさんケーシーさん、そして後輩の方ふたり。そう、峰町教会は、たしんさんの教会なのである。たしんさんは、もてなしのプロ。以前フィラデルフィアでお世話になったとき(こちら)もそうだったけれど、人をもてなすということが半端ではない。この日も、NCM2さんをはじめ、遠路からやってくる私たちのために、なんと貸し切りバスをチャーターしてくださっていた。
 そして、この日は暑い日だった。熊谷では38度になると予報され、宇都宮も負けないくらい暑い日だった。駅からちょっと歩いたところで待機していたバスに乗り込むと、たしんさんは私たちによく冷えたペットボトルのお茶と、栃木名産のイチゴ、とちおとめ入りのイチゴ牛乳を配ってくださった。なんという心遣い。(ちなみに、牛乳は熱中症予防によいそうです。)
 駅から教会まではそう遠くなく、教会に着くと、そこはすでに大勢の人たちで賑わっていた。そして、玄関ではなんと、明かりさんが私を待っていてくださった。明かりさんは朝5時に家を出て、2時間近く運転して峰町教会まで来てくださったのだ。峰町教会では朝9時の礼拝と11時の礼拝があり、私が来ることは分かっていたけれどどちらの礼拝なのかは分からなかったため、9時の礼拝から来ておられたという。明かりさんとは2005年のバウンダリーセミナーの時以来、約6年ぶりの再会。感激。
 教会の中に入ると、すでに到着して音あわせなどをしておられた、NCM2のM師匠こと、牧よしお隊長と初顔合わせ。ネットで知り合った人と直接顔を合わせるというのは、とても楽しい。牧隊長も、ネットでうかがえる通りの、優しい素敵なお方でした。
 約一時間にわたるコンサートは素晴らしかった。今回はフルメンバーでなく、3人だけで構成されたNCM2だったけれど、3人の絶妙のハーモニーは耳と心にとても優しく響いた。古典的な賛美歌、日本の伝統唱歌、そしてNCM2のオリジナルと、レパートリーは広く、聴くものを飽きさせない。途中に入る牧隊長やマダムの語りも心に染みた。

 コンサートのあとは、皆でバスに乗り込み、鬼怒川沿いの岡本というところにある「やな」へ。
 まぁ、ここが素晴らしい場所であること!360度自然に囲まれた場所に、掘建て小屋のような簡単な作りの建物があり、そこで漁れたての天然鮎を食べさせてくれるのです。百聞は一見にしかず。





塩焼きと味噌焼き。

鮎のお刺身! 新鮮な天然鮎でなければお刺身では食べられません。

M師匠(左)とたしんさん。↑

 このビデオはぜひご覧くださいね。↓

 ここで美味しい鮎やうなぎなどをたくさんいただいた後は、益子見学に。

益子焼の陶芸家、濱田庄司の家。

登り窯。

たぬき、でかっ!


M師匠のブログから勝手にいただいてきた、みんなの写真。
 
 この後は、たしんさんのご親戚がなさっている焼き鶏&お寿司のお店へ。暑い一日のあと、お座敷で皆でリラックスできるのは最高でした。そして食べ物がまた素晴らしい。

中央はアワビのお刺身。アワビのお刺身なんて、私は初めてでした。


ハモの串カツ。

超新鮮なたまご。

黄身を指でつまんでも破れないほどの新鮮さ!

軟骨の唐揚げ。

見よ、この大トロ!
他にもあったのですが、食べることに夢中で、写真を撮り忘れました。
ナニサマ?のうちわが笑える。

思い出深い、素晴らしい一日となりました。たしんさん、本当に本当にどうもありがとう!!

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