ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

男の子

 これは、ケンが分解したNerf Gun。ナーフ・ガンとは、スポンジ弾を打つおもちゃの銃で、アメリカでは大人も子どもも、男性陣の間ではかなり人気があるらしい。(調べてみたら、日本でも売っているようですね!)
 この写真は、今年の誕生日に買ってもらったナーフガンなんだけれど、ケンは、なぜだか完全に分解してしまった。ケンはいろんなものを分解する。先日は、ケンの部屋にDSのゲームソフト(2センチ四方くらいの、あの小さいディスク)が分解されて落ちているのを発見した。
 昔から、男の子が時計を分解した話だとか、よく聞くけれど、どうして男の子は分解するのが好きなのだろう!?
 そういえば、少し前までケンがはまっていたベイブレードも、パーツがばらばらになって、自分で好きに組み立てられるようになっていたっけ。そういう工夫が、男の子にとっては、ツボなんだろうな。ナーフガンも、調べてみたら、自分で改造するのが醍醐味のおもちゃらしい。検索するといろいろ出てくる。(こんなブログ記事とか。日本語です。)
 男の子らしいことと言えば、日本から甥っ子たちが来ていたときのこと。ケンは日本語は片言しか話せないし、甥のTっぴーも、中学一年生で、英語は習い始めたばかりなので、一緒に遊べるかな?と心配していたのだけれど、まったく杞憂に終わった。最初のうちはTっぴーは時差ぼけもあっておとなしかったのだけれど、DSでポケモンをやりはじめたら、とたんに二人は大いに盛り上がり、他の人が入れない世界へ。(笑)双方の片言の日本語と英語で、ちゃんとやり取りをし、お互いにコミュニケートしている。すごいな〜、ポケモンって、世界の男の子たちの共通語なんだな〜と、改めて驚いた。
 皆で外出したときも、二人はヒマさえあれば、道ばたでスパーリングしていた。ケンは以前空手を習っていたし、Tっぴーは中学校で、少林寺部に入っている。これも、言葉はなくとも二人で通じ合える世界。男の人はあまりしゃべらないと言うけれど、なるほど、もともと言葉をあまり必要としない世界なのね。それとも、あまりしゃべらないから、そういう世界が開発されていったのかな?
 とはいえ、移動中の車の中など、二人は英語と日本語でにぎやかにしゃべっていた。お互いに、相手の話すフレーズをピックアップしてそれを言い返し、ボキャブラリーを広げていた。「トイレに行きたい」「笑わせないで。もれちゃうよ」とか、そういう会話だけど。(笑)Tっぴーは、ケンの言うことをそのまま繰り返すから、発音もよかったし。そのうち、レストランでウェイトレスさんに話しかけられても、堂々と英語で答えるようになっていた。(Thank youとかだけど。それでも立派なものですよ。)
 そうそう、ケメコおばちゃまがケンとTっぴーに新しいナーフガンを買ってくれたので、二人は指にタコができるまで打ち合って遊んでいた。これも言葉があまり入らない男の子の遊びね。(笑)

 4年前に日本で会ったときは、お別れのとき、ケンは泣いていたけれど、今回はグッとこらえて涙は見せなかったケン。それでも、皆が帰ってしまったあと、しばらくは寂しそうにぼんやりしてた…
 また、来年も会えるといいね。


ポケモンに興じる二人。


ケンがTっぴーに作ってあげた刀。紙とクラフト用のスティックでできています。Tっぴーはこれをスーツケースに入れて日本に持って帰りました。Tっぴーもこういうのを自分で作るのが好きなそうで、材料も買って帰りました。

ナーフ N-ストライク マーベリック

ナーフ N-ストライク マーベリック

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