ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

St. Baldrick's Day

 最近ブログの更新がすっかり滞っていてすみません。
 先週一週間は、ぼぼるパパが会議で京都に行っていました。月曜日の夜にアメリカを立ち、到着は日本時間水曜日の早朝、そしてその週の日曜日の午後にはシカゴに戻って来ていました。あっという間の夢のような訪日だったようです。日本の学生時代の恩師とか、ケンブリッジ時代の同僚とか、懐かしい人にも大勢会えたみたいで、行った甲斐があったみたい。
 そしてぼぼるパパの留守中の土曜日、みんが高校の仲間たちと数ヶ月前から準備していたSt. Baldrick's Dayのイベントがありました。St. Baldrick's 基金という小児ガン研究のために募金を集める団体があり、有志が頭を剃って募金を呼びかけるイベントを持ちます。みんの高校では三年前から毎年それをやるようになり、今年はみんが実行委員の一人でした。今年は、高校生、先生がた、そしてその家族ら約40人が頭を剃り、全部で2万1000ドル集まりました。
 当日は、高校の体育館にステージを作り、そこで頭を剃る人たちが、皆の喝采を浴びながら次々と頭を剃っていきます。地元の美容院の美容師さんが、ボランティアでバリカンを握ってくださいました。
 また、会場では食べ物を売ったりゲームコーナーを作ったりして、ちょっとした学園祭的な雰囲気もあり、楽しい中でお金を集めることができました。

みんとケンも剃りました。↓

(注:剃った後の写真は外しました。)

 この日頭を剃った人たちの中には、ロングヘアの女の子や、女性の先生もいました。校長先生も剃りましたが、ま〜や曰く、「校長先生は数に入らないよ、だってもともと、ほとんどハゲてたじゃん。」ははは、確かに。
 高校生たちが、自分たちの楽しみのためでなく、他の人のためにーーガンで苦しむ子どもたちのためにーーこうやって何ヶ月もかけて準備をし、自らの頭も剃って、人々に働きかけ、2万1000ドル(約200万円)もの募金を集めることができたのは、素晴らしいなぁと思いました。

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