ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

たみちゃんのお証

 今日は、このブログでも時々コメントをくださる「たみちゃん」が、CC12でお分ちくださったお証を、ご本人の許可をいただいたので、皆さんにもシェアさせていただきたいと思います。CC12のテーマは、「真の休息」でした。たみちゃんには、4歳と1歳のお子さんがおられます。
 たみちゃん、ここでお証をシェアさせてくださり、どうもありがとう! たみちゃんご家族の中で、またご家族を通して、働かれる主の御業に、心から主をたたえます。

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 今回休息というテーマの証ということでお話をうけたのですが、ちょうどここ数年ほど神様からの平安について考える機会があたえられていたのでそのことをシェアさせて頂きたいと思います。

 私は小さい頃からとても心配性でした。いつもあれこれ悩み、些細な事ばかりですが日々不安に溢れ子供ながらにも心の中の暗闇がとても苦しかったです。10年前イエス様と出会い、本当の愛を知り、赦しを頂き、大きく人生が変わりましたが、それでも長年暗い思いと共にいた古い自分を引きずってしまうことが多く葛藤していました。御言葉と祈りが大きな支えでしたが、心から信頼しきって神様にすべてを引き渡すということができていませんでした。

 今年で結婚7年目ですが、愛に満ち忍耐深い夫を与えられた事は本当に大きな恵みで、信仰の面でも彼に学ばされる事がとても多いです。しかしアニメーション関係の仕事をしていた夫は不況の為この7年で3回仕事を失いました。最近1歳になった二人目の子供が与えられるまでにも3回流産があり、とても悲しい思いをしましたが、一昨年は彼女の妊娠発覚と同時に夫が職をなくしました。私の体調が良くなく、赤ちゃんが無事大きくなってくれるのか怖くて仕方なく、また失業の時期が長引くにつれて不安がつのりました。神様がすべて整えてくださるから大丈夫、と頭では知っていても、これからどうなってしまうのかとても心配でした。いつもプラス思考な夫でさえも良く眠れないらしく、夜中天井ばかりみつめてる日が続きました。その夜な夜な頭に浮かんできたのは詩編4章8節の”平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます”という箇所でした。普段主にだけよりかかっていたようでも、実は安らぎを生活環境に求めていたそんな信仰の弱い所を改めて知らされました。結果としては娘は未熟児ながらにも健康に生まれ、そして私の体が回復しはじめたころ、ちょうど夫が今の仕事場でのアルバイトの機会を与えられました。失業中、医療保険の負担が大変で、その保険がきれてしまう最終日までに仕事がなかったら日本に移住しようと話していたのですが、それが切れる最後の日に正式な仕事を頂き、その日に保険にもいれてもらえることになりました。神様のユーモアや愛を目のあたりにしました。妊娠中私の体調も悪かったので、夫が家にいて手伝ってくれなかったら母子共にかなりきつかったのでは、とふりかえると、神様は本当に愛を持って完璧にご計画し、試練の中でも与え、導いていてくださるお方なのに改めて気づかされました。

 子育ての面でも神様から語られたことはとても多かったです。上の子が生まれてからはすべてが心配になってしまい、祈りつつも、なんとか自分の力で子供を守ろう、いい道に導こう、と必死になって空回りすることがとても多かったです。かなり神経質になっていた私に語られた箇所は詩編の127章で”主が家を建てるのでなければ、建てるものの働きはむなしい。主が町を守るのでなければ守るものの見張りはむなしい”というところでした。息子が感情のコントロールが上手くできず周りの人を傷つけてしまうことが多く、ずいぶんとよくなってきたものの、2年半続いています。何をしても治らず、ほかの子達が息子と遊ぶのを怖がったり周りから私の親としての批判を受けたりで、人に会うのが怖くふさぎ込んだ時期もありました。眠れなかったり涙がとまらなかったり、祈っても祈っても祈りが聞かれないゆえ神様に怒りをぶつけてみたりもしました。しかし、それも神様のご計画のうちにあり、恵みでもある、ということにようやく最近気づく事ができました。息子がそういう性格だからこそ、どこに行くにも些細な事でも息子とともに祈ってきていた為か、彼が祈る事がとても好きで、神様を強く求める子として育っている事に気づき、少しずつですが彼の弱さも母としての私の弱さも神様に感謝できるようになってきています。また私が必死になって握りしめていた親の権利を神様に引き渡すためのステップだったことも気づきました。母としても未熟で失敗する事続きですが、子供達の天の本当のお父様が完璧でいてくださる、というのはとても大きな慰めで励ましです。子供達は神様が養い、導いてくださるから大丈夫だ、という平安がすこしずつですがもてるようになってきています。

 値しないほどのたくさんの恵みを日々うけていますが、日本の家族の悩みや、ミニストリーからの挫折、体調不良、自分の罪深さなど、さまざまな教訓を受け試練を通っています。その中、状況や人によってでもなく、主のみにあって真の喜びや安らぎを頂ける事を教えられています。神様からも、まだまだあなたは工事中ですよ、と語られ、古い自分から変えられるためにこれからもたくさん砕かれ神様の愛と憐れみの中で道を正して頂く事と思います。スムーズな歩みではないと思いますがイエス様が共にいてくださること、すでに勝利を与えられている事に感謝です。大好きな箇所のイザヤ書41章10節に”恐れるな、わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手であなたを守る”とあります。神様がこんなに大胆ですばらしい約束をしてくださっているのですから、感謝し、純な子供のような心を持って神様に飛びついて、べったりくっついて、主を仰ぎ歩んでいきたいと思っています。

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