ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

Les Miserables

 昨日は、ぼぼるパパとのデートナイトと称して、シカゴの劇場にミュージカル「レ・ミゼラブル」を観に行ってきました。事前にストーリーを予習していったので、楽しむことができました。

 まず夕方5時半ごろに、ぼぼるパパを大学まで車で迎えに行き、そこで運転を交代してシカゴのダウンタウンへ。夜間レートの値段が少し安い駐車場に停めて、まずは毎年シカゴで開催されているドイツのクリスマスマーケット、「クリスキンドルマーケット」へ。昨日がオープニングの日だったので、TVカメラのクルーも来ていました。そこで、ドイツのソーセージやザワークラウトのサンドイッチや甘いものを食べて、近くのスターバックスに寄ってコーヒーを飲んで、それから劇場へ。
 とても楽しみました! ぼぼるパパも楽しんでくれて、「これからは、最低年に二回はこういうことをしよう!」と数値目標まで立てていました。(笑)
 舞台が終わると、役者さんたちはそのままの姿でホールに出てきて、年末の募金の呼びかけ。感動しました。先日のハリケーン・サンディーの被害者のためにも、こうやって多額の寄付を集めることができたそうです。

神父さん
アンジョルラス
コゼットの子役さん

 定番の感想かもしれませんが、やはり、自分が盗みを働いた相手である神父に憐れみを差し出されたことによって、誠実で正直な人間になろうと決意して新たな人生を生きたジャン・バルジャンと、逮捕すべく自分がずっと狙っていたジャン・バルジャンに憐れみを差し出され、命拾いしたことによって、正義を追求するというこれまでの自分の生き方の意味が分からなくなり、自らの命を断つことを選んだジャベール警部の対比が、印象的でした。また、最後の方のセリフにあった、「To love another person is to see the face of God」というフレーズも、印象に残りました。
 また、革命の時代の若いエネルギーというのは、すごいですね。自国を、社会を、変えようとして、自分の命を犠牲にしていく若者たちの姿に、your life is a part of something biggerということを、もう一度思わされました。
 それにしても、舞台というのはなんと言う総合芸術であることか。惚れ惚れしました。

 アメリカでは12月25日に映画も公開されます。これも楽しみ。(私は日本から戻ってきてからになるけど。…と思ったら、日本では12月21日公開なんだ。どうしよう、日本で観ちゃおうかな。アメリカでも観られるものなのだし、戻ってきてからにしおようか、どうしようか…)

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