ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

卒業式

今日はエミの8年生(Jr. High)の卒業式。いやー、アメリカの卒業式って、日本のとは全然違うので面白かった。
出かけるとき、パパがすごくカジュアルな格好で行こうとしていたから、「何してるのよ、卒業式よ、ちゃんとネクタイくらいしてよ」と無理矢理(?)着替えさせ、子供たちも普段着でない服を着せた。だって、本人たちはわざわざドレスを新調するほどなんだし(もっともガウンを上に着るからサンダルしか見えないんだけど 笑)、日本でも卒業式といえば、お母さんは美容院で髪をセットしてもらって、きちんとスーツきたり着物着たりするよねぇ? 何となくその感覚で、きちんとしなくちゃ、と気合いが入っていた。
ところがところが、会場についてみたらみんな普段着よりほんのちょっときれいな格好という程度。ここはカリフォルニアかハワイか?みたいな短パンにアロハシャツやポロシャツのおじさんたちも結構いて、ネクタイしてるお父さんなんてほんの一握り。パパに悪い事しちゃった。ごめんね、エヘヘと笑ってごまかす。
式が始まるとまず校長先生の短い挨拶と生徒会長の挨拶、それからクワイヤによる合唱二曲。来賓の祝辞なんていう退屈なものはなく、代わりに学生たち数名のユーモアとウィットに富んだ楽しいスピーチがなされた。そしていくつかの賞の授与と、卒業証書の授与。エミは、年間を通してストレートAかつ、課外活動にも熱心に参加した生徒に贈られる賞をもらった。エミの他にその賞をもらったのは五人。
私たち的には、今夜のクライマックスはエミが作詞作曲した歌をエミのギターの伴奏でクワイヤが歌ったことかな。(当初はピアノで伴奏するはずだったけれど、ピアノ伴奏は音楽の先生がやって、エミはギターを弾いた。)とても良かった。
卒業生全員の名前が一人一人呼ばれ、3〜40分かけて皆が証書を手にすると、会場は総立ちになり拍手と声援、口笛の嵐。日本の卒業式はどちらかというと、「お別れ」「旅立ち」といったことに焦点が置かれるのかウェットになりがちだけど、アメリカの卒業式は「自分が達成したこと」に焦点が置かれ、みんなものすごく満足そうな、誇らしそうな表情を見せ、それが見ていて気持ちが良かった。

はぁ、なんだか、満足感のある疲れ。明日はみんとま〜やの今年度最後の日。あさってからはいよいよ夏休みです。

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