ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

一粒の麦

 金曜日の早朝、闘病のため帰国していたミシガンJCFNのN姉の召天の知らせが入った。N姉は2004年のセントラルカンファレンス(シカゴでもたれる中部JCFN主催の修養会)の実行委員長で、うちで持たれたお正月のお餅パーティーにも来てくれた。柔らかい関西弁が心地良い、素敵な姉妹だった。つい最近大阪で開かれた「JCFN帰国者カンファレンス大阪」でも、病床にありながら、準備委員の方たちのいろいろな相談に乗っていたらしい。

 彼女の体調が悪いと私たちに知らされたのは今年の初めだった。そして3月、私がお茶の水のJCFN事務所を訪れた時、実はガンで、しかもすでにステージ4まで進行しているという知らせがちょうど入ったところだった。

 JCFNでは彼女のための祈りのチームを作り、ご家族と連絡を取りながらずっと祈っていた。 ご家族はノンクリスチャン、でもお母様が1ヶ月ほど前に救われ、受洗されたばかりだった。土日にもたれた前夜式、召天式ではストレートに福音が語られ、最後のお父様のご挨拶では、「N子は今永遠の命をもってイエス様のところにいるのでしょう」とおっしゃっておられたそうだ。式でも、伝道的な本やギデオン聖書が配られたという。クリスチャンではないお父様だけれど、Nちゃんの信仰と生き方を尊重し、そのようにするのを許されたのだろうと、参列した下部主事が報告してくれた。

 JCFNのロゴは、一粒の麦が穂から地に落ちた様を描いている。地に落ちた麦は、さらに豊かな実を結ぶことができる。JCFNのミニストリーが今日のように広がるに至る根底に、ある一人の姉妹の死があった。また一粒、麦が地に落ちた。神さま、あなたの豊かな実りを、ますます見せてください。あなたのお約束に信頼します。

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