ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

ウィンター・キャンプ

 今年もミッショネットのウィンターキャンプに行って来た。初めて行ったのが6年前のエミが8歳の時で、今回は私にとって4回めの引率、ま〜やは初参加。みんは私抜きでも友だちとさっさと行動できるので、私はもっぱらま〜やと時間を過ごすことができた。自由時間に二人で散歩したり、ピンポンやったり、クラフト教室でブレスレット作ったり。(例年なら雪遊びをするのだけど、今年は1月中ずっと暖かかったため雪がなかった。)ま〜やと私がこんなふうに二人で何かをすることって普段は滅多にないので、とても貴重な体験だった。
 11〜15歳のグループのメッセンジャーはマスターズ・コミッションという団体から来た23歳と17歳の姉妹ペア。若いよねー。でも、立派にメッセージと賛美リードをしてくれて、主が立てる器に年齢は関係ないのだと改めて思った。第一テモテ4:12だね。メッセージは「今日の選択があなたの明日を決める」というタイトルで、種蒔きと刈り取りの法則を中心に、わかりやすい良いメッセージだった。
 お祈りの時間、うちのグループのKちゃんが、「祈って欲しいことがあるの」と私のところにやってきた。彼女には10歳年上の結婚しているお姉さんがいて、近々二人目の子供が生まれる。「私の甥のネイサンのために祈ってください。もうすぐ二人めが生まれたら、お母さんからの愛情が十分にもらえなくなるんじゃないかと心配なの…」真剣な顔でKちゃんが言う。何か妙なリクエストのような気もしたけれど、彼女がそう祈って欲しいと思うにはわけがあるに違いない。「一つ、聞いてもいい? Kちゃんには他に五人の兄姉妹がいるけど、兄弟が多いせいで、寂しく感じるようなことがあるのかな?」するとKちゃんの目からはどっと涙があふれた。「私はミドルチャイルドだから、いつもお母さんにあまりかまってもらえなくて…」 そこでKちゃんとは少しお話をして、それからKちゃんとネイサンのために祈った。Kちゃんの家族は、絵に描いたような麗しいクリスチャンホームで、子供が寂しがっているなんて到底思えない家庭なのだけど、子供の側からは必ずしもそうではないということに、私もいろいろ考えさせられた。
 他にも個々に何人かの女の子たちと祈ったあと、うちの教会の女の子たちは自主的に集まって、みんなでいろんなことを分かち合ったり祈り合ったりしていた。彼女たちが互いのために祈りあっている姿を見るのは、私にとっても大きな祝福。クリス・トムリンのコンサートに行っていたら、それはそれで素晴らしい祝福だったとは思うが、やっぱり今の私に神さまが与えようとされたのは、こっちの祝福だったのだと素直に納得できた。
 それからもう一つ書き留めておきたいこと。キャンプの期間中にはリーダーたちのミーティングもあり、他の教会で同じプログラムを持っている女性たちと交われるのでとてもいい機会だ。イリノイ州のミッショネットコーディネーターは、今回のミーティングでこう言っていた。「ミッショネットは本当に素晴らしいプログラムですが、大切なのは、カリキュラムを全てをこなして子供たちをプログラムから『卒業』させることそのものではなく、その途中のプロセスです。いくつ暗唱聖句を覚えたかが大切なのではなく、たとえ一つでも、覚えた聖句からその子供が何を学んだか、神様との関係がそれによってどれだけ深まったかが大切なのです。カリキュラムをこなすことに目を奪われず、プロセスの中で子供たちが神と人との関係をどれだけ深め、成長できるかを優先させてください」 彼女の言葉に、素晴らしいリーダーが私たちの上に立てられていることを心から主に感謝した。
 夜中にヒーターが壊れて、外は氷点下の中、隙間風が吹き抜けるログキャビンで寒い一夜を過ごすというハプニングもあったけど、今年も誰も怪我も病気もせず、霊肉共にリフレッシュされた感謝な週末となった。(帰って来てから洗濯の山がすごくて、夕べから今日まで、ずっと洗濯機回しっぱなしだけど。笑)

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