ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

出エジプト23章

 昨日読んだ23章が頭を離れない。この章からは、てんこ盛りでいろいろなことを語られた。たとえば29、30節。イスラエルの民に約束されている地の先住民を主が追い払ってくださるとおっしゃっているのだけれど、一気に駆逐するのでなく、徐々に追い払うと言われている。それは「土地が荒れ果て、野の獣が増して、あなたを害することのないため」だとおっしゃる。主は、イスラエルの民が相続地をtake overし、管理するための勢力をつけるのをはかりながら、つまり成長の度合いを見ながら、その地を民に渡すとおっしゃっているのか。
 何か問題があるとき、私たちは往々にして、一気にそれを取り除いて欲しいと願う。神さまは万能なのだし、それを取り除くことは明らかに神さまの御心にかなっているはずなのだから、スパッと一息にお願いしたいと思う。しかし神さまは、あえてゆっくり時間をかけて取り扱われることがある。そのプロセスの中で、私たちが自制を学び、忍耐を学び、主に自分を明け渡すことを学び、互いに愛し合うことを学び、そうやって品性を練られていくためだろうか。結果だけ、ゴールだけをポンとお与えになるのでなく、そこに到達するまでの道のりを、神さまは尊ばれる。
 また、30節では「わたしは…あなたの前から追い払おう」とおっしゃっているのに、31節では「わたしがあなたの手に渡し、あなたが彼らをあなたの前から追い払うからである」と言われる。あれ、私が? 神さまがやってくださるのじゃなかったの?と言いたくなるが、神さまがなしてくださることでありながら、そこには私が果たすべき役割もあることがわかる。成長って、聖化って、こういうものなのだろうな。神さまとの二人三脚で進む道のり。

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