ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

独立記念日

 今日のシカゴは結構涼しいthe Fourth of Julyでしたね。午前中は家族みんな、ゆっくり寝て、午後からパパとケンとま〜やとエミはプールに。(あ、書き忘れていましたが、みんは先週の土曜日から、アッセンブリー教団のファミリーキャンプに友人家族と一緒に行っていて、明日帰って来ます。)夕食後は、隣町で行なわれたイリノイ交響楽団(IPO)の野外コンサートへ行って来た。夜になったら随分気温が下がって寒かったけど、とても良いコンサートでした。楽団の中にエミのヴァイオリンの先生を見つけてびっくり。IPOでも弾いてるとは知らなかった。
 ガーシュウィンのメドレーやウェストサイドストーリーからのメドレー、それから独立記念日にちなんで愛国系の賛美歌や軍歌などなど、子供も含めて私たちにも馴染みのある曲が多くて楽しめた。何となく苦笑したのが、アメリカ人にとって愛国心をそそるはずの軍歌の数々が、なぜか日本人の私にとっても郷愁を誘うメロディーだったこと。(独立記念日のたびに思うんだけどネ。)アメリカの軍歌って、日本人にとっては運動会ソングなんですよね。(私が通った小学校では掃除の時間の曲でもあった。)小学校、中学校、高校のそれぞれの校庭が走馬灯のように目に浮び、「紅組さん、頑張って。白組さん、負けるな」という放送部員によるアナウンスが聞こえてきそうだった。懐かしい!
 コンサートの後はお決まりの花火。こんなに間近に花火を見たのも久しぶりで、とても堪能できた。あんまり間近で、花火の熱まで感じられるほどだった。頭の真上で花火が広がり、かなり大きな火の粉が近くまで飛んで来てたし。(安全だったのだろうか?? ぼぼるパパは口の中に灰が飛んで来たぞと言ってたし。)

 今日、上沼先生から配信されてきた『ウィークリー瞑想』も「アメリカの独立祭」というタイトルだった。一番最後が「日本人としてアメリカに住んでいて、家族としてアメリカの社会にかなり溶け込んでいて、それでいてミニストリーとしては日本人を対象にして、さて、なぜ、どうしてと今日アメリカの独立祭を迎えて考えています。そんなことを考えてもどこにも行かないのですが、どこにいるかは少しでも分かってきます。どこから来ているのかはさらに明確になってきます」と締めくくられており、それを読みながら、似たような立場にいる私もしばしそのことに思いを巡らせてみた。
 ちょっとやそっと考えてみたところで、何が分かるわけでもないけれど、ふとエステル記の「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない」(4:14)という一節が思い浮かんだ。「この時」がどの時なのかも今は分からない。しかし、いつかそれが分かる日が来るのかもしれない。

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