助言・忠告を求める
神様のやり方でお金の管理をする学びの第三回めは、「助言を求める」。 (一回め・二回め)
以下、メモです。
1. 聖書は、助言・忠告を求めることを勧めている。
「愚か者は自分の道を正しいと思う。しかし知恵のある者は忠告を聞き入れる。」(箴言12:15)
私たちは、経済的な決定をする時においても、信頼のおける知恵のある人に助言を求めるべきである。しかし、助言を求めることから私たちを妨げる二つのことがある。
(1)プライド:自分のことは自分一人で判断できると思う。
(2)頑固さ:心のどこかで助言を受けた方がいいとわかっていても、自分の間違いを指摘されたり、自分がやろうと思っていること、これまで行ってきたことを変えるように言われることへの抵抗がある。
2. 誰に助言を求めるか。
(1)御言葉に聞く。
詩篇119:24,ヘブル4:12
(2)神の道に歩んでいる敬虔な人たちに聞く。
"The godly man is a good counselor..." (詩篇37:30−31 リビンブバイブル)
-配偶者
-親 (箴言6:20−22)
-多くの助言者(箴言15:22)
(3)主に聞く
主こそ、ワンダフル・カウンセラーである。(イザヤ9:6)
祈り、主の御声に耳を傾けることによって主から助言をいただく。
3. 避けるべき助言
"How blessed is the man who does not walk in the counsel of the wicked."(悪者の助言に従って歩まないものは幸いである。詩篇1:1)
「悪者」とは、欽定訳では"ungodly"、つまり神に従わず、神に目もくれずに自分の人生を生きている人のこと。クリスチャンではない専門家に相談し、技術的なこと、専門的なことに関して情報を集めるのは適切だが、最終的な決定についてはノンクリスチャンのアドバイザーを鵜呑みにすべきではない。
助言を求めるにあたって、御言葉、敬虔な人、主ご自身、というこの順番は、最初は順不同だと思ってたけど、もしかしたらこの順番にも意味があるのかも。まず御言葉から主の原則を学び、知恵のある人たちから助言を求め、それを参考にしつつ、最終的には主に聞いて自分で決める、ということかな…。
学びの中で、特に男性は妻に相談しないで一人で経済的な判断を下す傾向が強いけれど、家族のファイナンスにしても仕事に関することにしても、妻とよく相談して二人の間の一致を求めることは大切だと言っていた。なるほど。