美しい日本語…
日本に来てまもなくの頃に購入した『美しい日本語の辞典』をぼぼるパパに見せながら、「いろいろな美しい日本語表現が出ていて、結構楽しめそうよ、たとえばね…」と、パッと開いたページから目に飛び込んできたのは、
「べらぼうめ」
思わず二人で大笑い。副題には「美しい日本語、味わい深い日本語、懐かしい日本語、日本人として忘れてはいけないことばを再確認するための辞典」とあるから、こういうのもアリか。
そういえば、今日、電車の中で、とてもかわいらしい大学生くらいの女の子の3人組が私たちの隣に立っていた。アイラインくっきり、まつ毛もくるっとカールしてマスカラばっちり、ネイルもキラキラ。まるでモデルさんのよう。ところが、彼女たちが話している言葉遣いを聞いてびっくり。
「めんどくせーなー」「おめーだろ」「早くしろよ」
中学生くらいのお転婆さんならともかく、年頃の女の子たちなのに… 外見とのあまりのギャップに結構ショックだった。こんな言葉遣いをしていたら、百年の恋も一瞬で冷めるよ、と思ってしまうのはおばさんだけ?
ところで、最近ケンがよく使う日本語。「あたしもー!」
お姉ちゃんたち「麦茶くださーい」
ケン「あたしもー」 という具合。
このくらいなら、ま、いいか。