ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

スモールグループから始めよう!

 …というのは、本のタイトルだけど。
 最近、たて続けに日本在住の複数の友人から「教会のスモールグループに入った」「私の教会でこれからスモールグループを始めようとしている」といったメールをいただき、嬉しくなっている。一人の姉妹は、改めて『スモールグループから始めよう!』を読み直したそうで、今後のグループ活動に期待し、とてもエキサイトしている様子だったのが、私としても本当に嬉しかった。
 それで、私も彼女に次のような返事をした。

 スモールグループも個々のクリスチャンと一緒で、始まったばかりの頃はいろいろうまく機能しないこともあるけれど、主の憐れみと恵みの中で、個人としてもグループとしても、だんだんと成長させられていくものだから、これから神様が○○ちゃんを連れていってくださるこの旅路を、急いでゴールに到達しようとするのでなく、その途中の景色を楽しみ、道のりそのものを楽しみながら進んでくださいね!


 当然のことながら、スモールグループ(SG)に入りさえすれば、一夜にして人生が変わるというわけではない。もしかしたらそこで、厳しい人間関係に直面し、すっかりうんざりさせられることもあるかもしれない。でも、そんなことも全部含めて、SGという場が、私たちの品性が練られ、キリストの愛の実践を学ぶための場所として用いられていくのだと思う。SGがただの仲良しグループ、都合のいいグループで終わってしまうのでなく、私たちの成長の場となりますように。

 これからSGを始めよう、今すでにやっている、という方々のために、手前みそっぽくて恐縮ですが、ここにあらためて『スモールグループから始めよう!』をお薦めします。訳者あとがきで書かせていただいたことを、ちょっと引用します。

 本書は基本的に、スモールグループのリーダーのための実践的手引き書として書かれています。しかしその内容は、クリスチャンの霊的成長のプロセスの根幹に関わるものであり、知識や概念として知るだけではなく、実際に成長したい、他者の成長を具体的に助けたいと願う方すべてに有益であると思います。また本書に記されている「恵みと真理」の原則や助言の数々は、スモールグループという形態を越えて、様々な場面での人と人との関わり合い、コミュニケーションにも応用が可能でしょう。私たちも、本書の翻訳を通して学んだことを家庭や職場での人間関係、教会学校のクラスなどに早速適用しています。人の話をよく聞くこと、愛をもって真理を語ること、ただ知識や情報を伝達するだけでなく、互いとの関係を建て上げることも重視するなど、少し意識するだけで、それまで混沌としていた人間関係の中に秩序と愛が回復されていくのを見る思いです。
 スモールグループとはいわば教会における愛の実地訓練場であり、本書はそのための良い手引きです。読者の皆様が、聖書の教えを人との関わりの中で実践することで、人生の変化を体験されることを祈ります。


スモールグループから始めよう!

スモールグループから始めよう!

  • 作者: ヘンリー・クラウド,ジョン・タウンゼント,中村佐知,中村昇
  • 出版社/メーカー: 地引網出版
  • 発売日: 2005/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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