通読、新約へ
今年は4月から始めたJCFN聖書通読、私は今日で旧約を読み終わった。
JCFN聖書通読というのは、有志の仲間たちと聖書を最初から最後まで順に読んでいくというもので、ミクシィに「JCFN聖書通読」コミュニティーというのを作り、そこに各自、自分が読んだ箇所から語られたことやメモしたいことなどを書き込んでいる。(実際には、書き込んでいる人は参加者全体の数より少ないけどね。)
今年は、旧約聖書は一日4章、新約聖書は一日3章というペースで読んでいる。通読というと、通読プランにしたがって読む箇所があっちこっちの巻にとぶ場合が多いけれど、私たちは普通に創世記から順番に読んでいる。約8ヶ月かけて一気に(でもないか)旧約聖書を読み通すと、イスラエル民族の歴史の流れなど、聖書の全体像が掴みやすくて、私としてはこの読み方、とても気に入っている。歴史書を読み通した後で預言書を読むと、その預言が語られた背景がまだ記憶に新しいので、味わいも一層深まる。イスラエルの背信に対する神さまの慟哭、その厳しさと背中合わせの憐れみと愛。その時代に関する預言だけでなく、イエスの誕生と贖いの預言、そして終末の預言が重ね合わされている不思議。レビ記とか、この巻は苦手、と思っていた部分も、みんなで読んだおかげで途中で挫折しないですんだし、他の人のコメントから今まで気づかなかった新たな視点が与えられて発見もいろいろあったり。みんなで読む、と言っても、実際には個々に読むわけで、プライベートに語られたことは別に分かち合わなくてもいいし、ペースも、1日4章にこだわらなくても、自分に無理のない速度で読んでもいいし。適度なストラクチャーを与えられつつ、それに縛られる必要はないので、とてもいい感じ。
さて、明日から新約を読むのも楽しみだー。