ショック

　昨日の近所のショッピングセンターで起きた乱射事件の被害者の一人は、なんとエミの高校のカウンセラーだったことがわかった。エミは高校１年生の春、いろいろ精神的に苦しい所を通っていて、学校のカウンセラーにもお世話になったのだが、その時エミのカウンセリングをしてくれたのが、この人だったらしい。
ご遺族の方たちに、また高校のコミュニティーに、主の慰めと憐れみがありますように…

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　この事件のあったショッピングセンターは、教会からはわずか車で１０分ほどのところ。パスターは礼拝が始まって開口一番この事件に言及し、遺族の方々のために、コミュニティーのために、犯人が早く見つかるように、そして犯人のために、皆で祈った。また、礼拝の間は、武装した警察官の方たちが教会内外に配備されていて、もしもの時のためにも備えていますとも言っていた。

　この事件は、朝の開店間もない婦人服のお店で起きた。店内には店員とお客さんが全部で五人しかおらず、そこにどうやら強盗に入ったらしいが、それがうまくいかず、店内にいた人たちはみな店の奥の部屋に入れられ、そこで全員が銃殺されたらしい。それだけのことをした人が、白昼堂々と現場を立ち去り、まんまと逃げたのかと思うと驚く。そして、殺された人の一人がエミもお世話になったことのある先生だったと思うと、胸が痛む。

　新聞記事によると、週明けの高校では、カウンセラーの数を増やして、この残虐な事件でショックを受けている生徒たちのカウンセリングにあたるらしい。本来なら、亡くなられたこの先生がそれをやるはずの人だったと思うと…　精神的なことや人間関係などの問題で、この先生にカウンセリングを受けていた最中の生徒たちも少なからずいるだろう。すでに精神的にvulnerable な状態にある生徒たちが、この事件のせいでますます不安定になってしまうことがありませんように。彼らの心が守られますように。