ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

成功裡に速攻で/旅行記録の続き

 いろいろな方が、ぼぼるパパのワークショップが「成功裡に速攻で」終わるよう祈ってくださっている。ありがとうございます!
 夕べのぼぼるパパは、前日の準備とお客様のおもてなしで、帰宅は夜中の12時過ぎ。今朝は7時過ぎに出勤。まるで日本の会社員のようだ。今日は8時過ぎに帰ってきた。わずか一日で体重が減ったかのようにやつれ、すっかり疲れている様子。オーガナイザーということで、全体にわたって彼がoverseeしているため、いろいろ気を遣うようだ。彼はそういう役目は苦手なんだよね。でもワークショップの方は今のところとてもサクセスフルで、参加者の皆さんが大いに盛り上がって楽しそうにしておられるとのこと。シカゴサウスサイドの公立高校の生徒を招いての流体実験のデモンストレーションもうまく行き、高校生たちも興味津々だったそうだ。良かった、良かった。開催中は疲れても、終わったらきっと満足感に満たされることでしょう。明日はバンケット(夕食会)があるので、夫に同伴するため私も夕方から出かけていく。アメリカは夫の仕事に関することでも、こういうときは夫婦同伴なんだよね。

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 さて、旅行記録の続き。4日めの夜、真鍋淑郎先生ご夫妻と一緒に食事をしたところまで書いたっけ。この晩は、先生とぼぼるパパの話が大変盛り上がり、二人があまりに楽しそうに延々と語り合っているので、結局夜11時頃まで先生のお宅にお邪魔していた。ま〜やとケンは地下室でお孫さん用のビデオを見せていただき、エミとみんと私はキッチンで真鍋先生の奥様とゲームをしたりおしゃべりしたり。真鍋先生は、卓越した学者であられるだけでなく、人格的にも素晴らしいお方。今回お話していてつくづくそう思った。
 5日めは、連日の暑さもあってみんな旅の疲れが出て来たため、朝はゆっくりめに起きてNYに向けて出発。と言っても、NYまで車で行くと駐車するのが大変なので、NJの中でもNY寄りの場所にお住まいのかきごおり先生のお宅にうちの車を置かせていただくようお願いしてあった。お昼過ぎに先生のお宅に着き、車を置き、バスに乗ってマンハッタンへ。(所要時間約1時間)
 バスはタイムズスクエア近くの「ポートオーソリティー」という巨大バスターミナルに到着。早速、そこから歩いて数分のところにある「Go Goカレー」という日本のカレーのチェーン店へ。松井秀選手の行きつけのお店だそうで、松井選手の写真やらサインやらが店内に所狭しと飾ってあった。「ゴーゴー」というのも、松井選手の背番号、「55」から取ったらしい。トッピングいろいろのカレーで、値段も安く、子供たちも大満足。ケンは、「これからはうちのカレーもGo Goカレーにしてね」と言う。「どうすればGo Goカレーになるの?」と聞くと、カレーの上に、千切りキャベツを乗せて、ゆで卵を添えたり、チーズをたっぷりかけたりすればいいのだそうだ。それくらいなら簡単だから、これからはうちのカレーもGo Goカレーにしましょうかね。(笑)
 カレーを食べたら、もう少し歩いて、紀伊国屋書店へ。(あれ?NYに行ったんじゃなかったの?という感じですが… 汗)シカゴの三省堂より大きいので、子供たちも大喜び。私とパパは、冷房にほっと一息しつつ、NYのガイドブックを買って、今後の予定を考える。今回の旅行は、直前まで忙しかったので、ほとんど何の計画も立てないままにやって来てしまったので…
 紀伊国屋の後は、地下鉄に乗ってチャイナタウン方面へ。NYでの宿泊はこの晩だけで、中国人が経営する「ウィンザーホテル」(名前だけは立派だが…)にチェックイン。古くて小さくてオンボロのホテルだけど、それでも一部屋、一泊200ドル以上する。(マンハッタンのホテルとしては破格に安い。)でも、地下鉄の駅のすぐ側にあったので便利だった。部屋で一息ついてから、学生時代からのぼぼるパパのお気に入りの中華レストランで軽く夕食。ここで食べたくてチャイナタウンに宿を取ったといってもいいくらい。
 食事の後は、再び地下鉄で42番街まで出て、この日のメインイベント、ミュージカルの鑑賞。ニューヨークの地下鉄と言えば、一昔前は汚くて危なくて怖いものというイメージだったけど、今回は全然そんなことはなかった。地下鉄が駅のホームに入って来た時、ケンスケは轟音の中で「ナルニアに行くぞ〜!」と叫んでいた。プリンスカスピアンを見たばかりだったので、それを思い出したのだろう。
 ミュージカルは、ケンとま〜やとパパはMinskoff Theatreにて「ライオンキング」、エミとみんと私はMajestic Theatreで「オペラ座の怪人」を。というのも、実は私たちは、7年前にロンドンでライオンキングを観ているんだよね。でもケンは赤ちゃんだったので、パパと劇場の周りをお散歩していて二人は観ていないし、ま〜やも4歳だったので覚えていないというので、今回は3人はそちらを観ることになったのでした。オペラ座の怪人は、噂通り、舞台装置も衣装も音楽も素晴らしかった。(ただ、私たちの背後に、マナーが非常に悪い中学生くらいの団体が座ってたいのがちょっと残念だったけど。)
 オペラ座の怪人は7時に開演、9時過ぎには終わったのだけれど、ライオンキングは8時開演で10時40分までだったので、一足先に劇場を出た私たちは、近所にあったコールドストーンクリーマリーというアイスクリーム屋さんでアイスクリームを買い、ぶらぶらあたりを歩きながら食べた。夜10時前後の42番街なんて、昔ならとても子供を連れて歩けるようなところではなかったけれど、今はすっかりきれいになって、全然問題なかったのに驚いた。11時頃にタイムズスクエアでぼぼるパパたちと落ちあい、遠目にエンパイアステートビルやクライスラービルのイルミネーションを見ながらちょっと歩いて、地下鉄でチャイナタウンまで戻る。

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