ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

MEMO:Science for All Japanese

 今日、検索していて偶然こんなサイトを見つけた。

 これは「平成18年度科学技術振興調整費の支援を受けた、日本学術会議と国立教育政策研究所の共同プロジェクト」なんだそうで、「日本人が身に付けるべき科学技術の基礎的素養に関する調査研究」を目的としているらしい。このプロジェクトの代表を務めておられるのはICUの北原和夫博士。クリスチャンの科学者としてもよく知られている先生だ。
 プロジェクトの一環として、アメリカで出版された『すべてのアメリカ人のための科学』という文書の日本語訳も最近完成したそうで、それは以下からダウンロードできる。

 北原先生による総合報告書概要には、次のような段落があった。

 生命は、地球の誕生後8億年足らずで誕生し、40億年近くにわたってあらゆる天変地異を乗り越えて現在まで生き延びてきているシステムである。分子は変わっても細胞は維持され、細胞は死んでも個体は維持され、個体は死んでも種は維持され、種は絶滅しても新種形成によって生命というシステムは維持される。生命の世界は地球のごく表面の薄皮一枚に限られており、生命全体の質量は地球全体と比較して微々たるものにすぎない。しかし、生物は地球表面の物理化学的な性状を劇的に変え、逆に、環境の変化はさらに進化を促してきた。進化の歴史の中で、生物は多様化し、複雑に絡み合っている。
 その多様性の中にあって、ヒトは非常に「異常」な生き物で、体の外に情報を蓄積し、世代と地域を超えて、情報を伝達・共有することのできる唯一の生物であり、積極的に教育をする唯一の生物でもある。その結果、短期間に個体数が増加し、全世界に広がっていった。その結果として、自ら環境を破壊し、地球をかつてない深刻な状況においている。このような危機的な状況の中で、生きているというのはどういうことであるのかを正しく理解し、生命系全体の存続に対する倫理性に思いをいたす必要がある。

 特にこの後半部分には、先生のクリスチャンとしての展望が垣間みられるように思った。このような大切なプロジェクトのリーダーを務めているのがクリスチャンの科学者であることに、感動すると同時に畏怖を覚える。ヒトゲノム計画のリーダーにコリンズ博士が立てられたり、日本人の科学技術リテラシーのために北原先生が立てられたり、神様はこの分野においても、何かを起こされようとしているのだろうか。北原先生の上に主の守りと導きが豊かにありますように。
 
 ついでにもう一つリンク。

  • 志学会 :「志学会とは、キリスト教信仰を有する若手研究者や、研究職またはそれに準じる専門職を目指す大学院生(または学部生)を励まし支援する任意団体です。」

 北原先生も志学会のメンバーであられる。(私とぼぼるパパもメーリングリストに入れてもらっている。)志学会の原始会員のお一人であられる大谷順彦先生は、以前このブログでもちょっと言及したことのある、『進化をめぐる科学と信仰:創造科学などを考え直すわけ』という本の著者。

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