ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

エミの運転

 エミも最近ではすっかり運転に慣れ、かなり自由にいろんなところに行っている。でも、今日久しぶりにエミの運転で近所のお店まででかけてみたら、やっぱり怖かった!(汗)教会まで高速に乗って20分強の道のりを、みんやま〜やを連れてエミが運転することもあるんだけど、いや〜、今まで無事故というのは、本当に神様に守られているからなんだろうなぁ。
 最初は、エミに任せて運転させることは、私にとっても大きなチャレンジだった。もともと心配性の私だし、車で何かあったら、その代償は大きいことを思うと、エミが運転して出かけると、無事に帰って来るまで私はドキドキ緊張してどうしようもなかった。それでも、この国で暮らしていくからには運転は必須の技術。私が心配しすぎるあまり過保護になって、彼女がこの重要な技術を身につけることを阻んでしまってはいけないと、何度も自分に言い聞かせた。祈って祈って、それでも事故が起きないという保証はない。神様が憐れみに満ちた全能のお方であることを疑っているわけではないが、堕落したこの世の現実として、悲惨なことが起こる可能性は否定できない事実である。それでも、私は神様が全能の善い御父であることは信じている。たとえどんなに悲惨なことが起きたとしても、最終的には主の善を見させていただくことができると信じている。そうやって、私は神様の善(Goodness)にしがみつくようにして、毎回エミを送り出してきたし、それを繰り返すうちに、エミの経験が増すと共に私の心理的負担は明らかに軽減している。
 アメリカの多くの州で似たような法律があると思うが、イリノイ州では、免許を取得して一年未満のティーンは、家族以外で同乗させていいのは一人まで、また夜の運転は10時までと決まっている。ティーンが友人を大勢乗せて、夜遅くまで遊んでいる時に起きる事故が多いのだろう。ティーンは車の運転中の携帯電話の使用も禁止されている。(シカゴ市内では大人でも禁止らしい。)
 今週末から、またAll Stateの演劇の練習が始まる。エミは今年もピットオーケストラで参加。練習場はうちから高速道路で約40分離れた町にある高校。最初は、運転できない道ではないと思うから自分で運転するとエミは言っていた。ところがよく話を聞くと、他に友人二人が一緒に乗せてくれと言っているらしい。
 二人乗せるのは規則違反なんじゃないの?と言うと、困ったような顔をする。二人とも仲良しの友達で、頼まれて断れなかったのだろう。気持ちはわかる。しかし規則は規則。それに、友達と3人で乗っていればついおしゃべりに夢中になって集中力が欠けたり、朝9時から夜9時まで練習の後で帰ってくる時には体力的にも疲れているだろう。そういう状態でエミが運転するのはどうかと思った。それで私の正直な考えを伝え、お母さんが送り迎えをしてもいいよとオファーすると、彼女は素直にそれを受け入れてくれた。こういう時、大丈夫だから!とごねるティーンも少なくないんじゃないかと思うが、エミはちゃんと私の真意を理解してくれる。私がエミを押さえつけるためにそう言っているのでなく、エミのbest interestのためにそう言っているのだとわかってくれる。普通なら母子でもめそうな状況でも、エミはいつも私の真意をわかってくれ、素直に受け入れてくれるのでありがたい。

ホーム日記ミルトスの木かげで(最新)