ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

よく寝た/『ゲノムと聖書』

 夕べは9時前に就寝、今朝は6時ちょっと前に起床。久々にゆっくり眠れました。

 昨日は、『ゲノムと聖書  科学者、〈神〉について考える』の翻訳者用見本が日本から送られてきた。「見本」と言っても、ちゃんと完成している。編集者さんは「見本が刷り上がるのは19日です」とおっしゃっていたのだが、最初に少しだけ刷って、不備がないことを確認してから初版の残りを印刷するのだろうか。「まずはご本人様が一番最初にご覧になるのがいいかなと思いまして」と、いの一番に翻訳者に完成した本を送ってくださった、その心遣いにも感動。

 できあがったゲジオは、ハードカバーの立派な装丁の本だ。不思議なもので、ゲラ原稿の頃より中身が本物っぽく(?)見える。巻末には、NTT出版刊行の他のサイエンスもののシリーズの広告がついていて、何だかニヤニヤしてしまった。この本が、一般書店の「サイエンス読み物」の棚に並ぶことを想像すると、わくわくする。先日の英国国教会のダーウィンへの謝罪のニュースも、意外と日本のサイトのあちこちで話題になっていたし、日本人の一般読者の間でも、まんざら興味のないテーマではないはずだと思う。少しでもいろいろな方たちの手に届き、本書が神の存在の可能性について、考えてもらうためのきっかけになればと願ってやまない。
 もちろんクリスチャンの読者にとっても、科学と信仰というテーマは一考に値すると思います。特に、今まで科学と信仰の整合性や調和についてあまり考えたことのなかった方、あるいは、「創造論」という観点からしか考えたことのなかった方には、ぜひとも読んでいただきたいです。科学は聖書と矛盾するから、と切り捨ててしまう必要はないし、かといって、無理やりに聖書の記述を科学の枠にはめこんで理解しようとする必要もないということ… 本書が、クリスチャンにとっても、神の偉大さ、壮大さ、そして人間に神から委ねられている責任の一つの側面を知る上で、少しでも助けになるよう祈ります。

追記
パラパラっとめくると、何やらサイエンスの専門用語がたくさんあって、文系の方にはちょっと敷居が高そうに見えるかもしれませんが、実際はぜんぜんそんなことありませんので、どうぞご心配なく!

ゲノムと聖書:科学者、〈神〉について考える

ゲノムと聖書:科学者、〈神〉について考える

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