高校始まる/荷造り
今日からみんの高校の新学期。去年はエミの運転する車で一緒に出かけていたみんだが、今年からはスクールバス。スクールバスに乗るためには家を6時40分に出ないとならない。頑張って早起きしてくださいよ。(私も。)
いよいよ、エミが自分の部屋の整理&荷造りを始めた。今はものすごくごった返している。夕べ、エミ愛用のキーボードがケースに入っているのを見た瞬間、「ああ、本当に行ってしまうんだ」という思いに襲われ、不覚にも泣いてしまった。
今までだって、エミが一週間留守になることは何度となくあったし、そうでなくても、いつも早朝から遅くまで学校に行っていて、家にいる時間は少なかったのだから、大学に行ったからってそんなに違わないとは思う。多分、荷造りしている今が一番辛いのかも。
日曜日のシカゴトリビューン紙には、『Sending the kids to college:Parents are left to face the quiet and fill a hole in their lives』という記事が出ていた。この季節、多くの家庭で同じようなことが起きているのだなぁ。この記事を読むとき、1行読むたびに涙があふれてきて、なかなか先にすすめなくて参った。エミがキンダーガーテンを始めたのが、つい昨日のことのようなのに… そしてそのときも、子どもをキンダーに送り出す親たちの悲喜こもごもについての記事がトリビューンに出ていたのを覚えている。
エミは、荷造りを始めたと言っても、今日は一日出かけるらしい。みんと一緒に高校に行き、先生たちに挨拶したりしながら、一日高校で過ごすのだそうだ。もうすぐいなくなるんだから、もっとゆっくり家にいればいいのに、と思うが、本人はもうすぐいなくなるのだからこそ、最後の最後までなるべく友人たちと時間を過ごしたいらしい。そういうものでしょう。25年前、私がアメリカに来るときもそうだった。留学で1年間家を離れるのに、家でゆっくり親と時間を過ごすことなど考えず、出発の前日まで毎日出歩いていた。ぼぼるパパも同じだったらしい。それを思えば、エミに、もう少し家にいてよ、とは言えない。