おばあちゃんのハグ
今日はキッズチャーチでの奉仕があるため、私はケンを連れて土曜日午後4時からの礼拝に出席。残りの家族は明日の礼拝に出席する。
キッズチャーチでの奉仕(讃美リード)のあと、ちょっと遅れて大人の礼拝に。会堂はかなりいっぱいだったけれど、私一人なので、開いている座席を見つけて滑り込んだ。70代くらいとおぼしき、白人の高齢のカップルの隣。
いつものように、こうして教会に来て主を礼拝できることを喜び、心から讃美を捧げ、パスターのメッセージに笑ったり唸ったり心探られたりし、祈り、聖餐式に与った。いつもなら家族で座るところを、今日は一人だったけれど、全然気にならなかった。とにかく主を礼拝していることが嬉しかった。
そろそろ礼拝も終わりに近づき、パスターが祝祷をあげていると、いきなり横からニューッと手が伸びてきて、肩を抱き寄せられた。んんっ?と思ったら、隣に立っていたおばあちゃんが、なぜか私をハグしてくれていた! びっくり。もちろん見ず知らずのおばあちゃん。なぜ突然? びっくりしたけど、全然嫌ではなくて、むしろすごく嬉しかった。礼拝堂を主の御臨在が満たしていて、左右には全然面識のない人たちが座っているにもかかわらず、私自身、違和感とか孤独感はなく、皆でひとつのものを分かち合っているという実感があった。なぜ急に私をハグしてくれたのかわからないけれど、もしかしたらこのおばあちゃんもまた、主の御臨在を味わう中で喜びに満たされ、思わず隣にいる見ず知らずのアジア人の私を抱きしめたくなったのだろうか。私もおばあちゃんをハグし返し、そして二人で手をぎゅっと握り合った。
このおじいちゃんとおばあちゃんの上に、今週一週間もまた、たくさんの主の祝福がありますように。