ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

リーダーの人間力

 『境界線〜バウンダリーズ〜』『厄介な上司・同僚に振り回されない仕事術』の著者、ヘンリー・クラウド博士の本が、また邦訳出版されました!

リーダーの人間力 人徳を備えるための6つの資質

リーダーの人間力 人徳を備えるための6つの資質

 これは、原著は"Integrity"という本で、クラウド博士がビジネス本として出版した第一号でした。私が翻訳した『厄介な上司…』(原題"One-Life Solution")は、クラウド博士のビジネス本第二号です。昨日見た時点では、アマゾンでの売り上げが2000番台で、すでに二つのレビューがついており、好評のようです。私が翻訳した本ではないですが、とても嬉しい!
 また、『リーダーの人間力 〜人徳を備えるための6つの資質〜』という邦題がニクイですね! これは読者の関心をそそるでしょう。そして帯には、「インテグリティがぶれない軸をつくる」とあり、おっ!と思いました。『厄介な上司…』の帯にも、「自分の軸を持つ!」とあるのです。軸というと、真ん中に一本通っているもの、一方、境界線は外郭。興味深いですね。タイトルや帯の文章は、出版社さんが決めることですが、これを見て、「なるほど、『軸を持つ』と言われるほうが、『境界線を持つ』と言われるより、読者にはピンときやすいのだな」と気づきました。もちろん、「Boundary」を「軸」と訳してしまったら、境界線の持ついろいろな含蓄が失われてしまいますが、日本人読者に境界線の概念を届けていく上で、「軸」という概念はわかりやすいのだということを、心に留め置こうと思いました。

 それにしても、『リーダーの人間力』も、ぜひ多くの方々に読まれて欲しいです。著者の言うような「人徳」は、実際には、自分の力で生み出せるものではなく、神に「愛されている者」としての自覚を持つときにこそ養われていくものではないかなぁと思いますが、読者が、『リーダーの人間力』を通して、究極的には無力な自分に気づき、その自分に力を与えてくださるお方を求めていくようになれば…と祈らされます。この本がさらに広く読まれ、話題になれば、同じ著者の本をもっと読んでみようと思う人もきっと現れるでしょう。クラウド博士の著作は、『境界線』関連のものだけでなく、『神のシークレット』のような、クリスチャンでない方たちに届くための福音の本も翻訳されていますから、楽しみです。
 1冊だけで、すべての人のニーズに応え、すべての人の魂に届くことはできません。でも、ふだんだったら福音に関する本など見向きもしないであろう人が、1冊のビジネス書との出会いをきっかけに、神様を求め始めるようになるかもしれない… そう思うと、わくわくします。そのような人たちが多く起こされるように、祈ります。


厄介な上司・同僚に振り回されない仕事術 (NTT出版ライブラリーレゾナント056)

厄介な上司・同僚に振り回されない仕事術 (NTT出版ライブラリーレゾナント056)

  • 作者: ヘンリー・クラウド,中村佐知
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2009/09/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 1人 クリック: 14回
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