ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

佐藤彰先生

 福島第一聖書バプテスト教会の佐藤彰先生が、Asian Accessという団体を通してアメリカに来られ、月曜日から三日間、南カリフォルニアで、そして昨日はシカゴで、お話をしてくださった。シカゴでの集会は、Asian AccessChurches Helping Churchesという団体との共催だったらしい。
 この集会で感動したのは、先生のお証はもちろんなのだけれど、奥多摩のキャンプにおられる福島第一聖書バプテスト教会の方々と、ビデオコンファレンスしたこと。シカゴの私たち一人一人に、福島第一の方々のお名前のカードが配られ、福島第一の方々には、シカゴの私たち一人一人の名前が渡された。(文明の利器、恐るべし。)そして2、3人ずつのグループごとで、自分のカードにある名前の方のために、シカゴと日本とで祈り合う時間も持った。
 さらに、ビデオをはさんで、シカゴを代表してアメリカ人の牧師さんが福島第一の方々のために祈り、福島第一の若い牧師さんが私たちのために祈ってくださった。これは、福島の牧師さんが祈ってくださったときのビデオ。(画面右側が福島からの映像。通訳はAsian Accessのタカザワさん)

 シカゴの私たちは日本語で話しかけ、福島の皆さんは英語で話しかけてくださる。最後のご挨拶も、私たちからは「感謝しま〜す!」そして、福島の皆さんからは「See you later!」^^ See you later...そう、たとえこの地上では会うことがないとしても、天国ではお会いできますね!

 与える者と受け取る者、祈る者と祈られる者という一方方向の図式ではなく、相互に神の恵みが流れるのを感じて、心が震えた。世界中の教会が、佐藤先生の教会、そして被災地の教会のために捧げ、祈っているけれど、同時に、これらの教会からのさまざまなご報告を聞くたびに、そこで主がなさっておられる御業を見て、私たちもまた多くのものをいただいている。

 ちなみに、今回の主催者の一つ、Churches Helping Churchesという団体は、昨年のハイチ地震の後に始まったミニストリーだそうだ。自然災害で被害を受けた教会を、教会が助けよう、という趣旨。始まって以来、すでに400以上の教会が世界中から参加し、400万ドル以上が捧げられたそうだ。そして、そのうちの26の教会は、ハイチの教会なのだそうだ。あの貧しい国の教会が、今回の日本の大災害に際しても、捧げてくださっているのだそうだ。本当に涙が出た。
 
 佐藤先生の『流浪の教会』、英語でも出版にならないかと願っていたけれど、今回の訪米でティンデル社(シカゴ郊外に本社がある)を訪れ、出版の交渉をし、出版されることになったらしい。ハレルヤ!福島からのメッセージが、少しでも多くの世界の人たちに届きますように。



流浪の教会

流浪の教会

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