ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

Pete and Patty plus Eight

 この前の日曜日のシカゴトリビューン紙の一面に出ていた記事。6人の子供がいる40代後半の夫婦が、エチオピアから二人の幼児を養子縁組にした。

 5歳から17歳までの6人の子供がすでにいるシングルインカムの夫婦。彼らは経済的には決して豊かとは言えない。それでも、神様からの召しを覚えて養子縁組を決意した。

 神様に押し出されるようにして二人の子供を養子縁組にしたものの、いざ引き取ってみたら、「家庭」という環境を知らない幼い子供たちを受け入れ、育てるのは決して容易ではなかった。とにかく大変だし、自分の時間はなくなるし、多くの点で自分自身が成長することが要求された。「やっぱり私にはできない、もう引き裂かれそう…」妻がそのように泣き言を言ったとき、夫はこう答えたそうだ。「引き裂かれているのではなくて、君の中の荒削りな部分が研がれているんだよ…」 なんと思慮深い言葉! 
 8人もの子供に囲まれて(しかも全員ホームスクール)、どれだけ忙しい毎日かと思うが、毎週水曜日の夜に二人だけで出かける「デートナイト」だけは絶対に欠かさないそうだ。

 もう一つ、ご主人が記事の中で言っていた言葉が印象的。

"We knew we weren't the kind of couple that would vacation in the Riviera or climb the Himalayas, but we humbly think we have a great family. We're good at this parenting thing. Once I got used to the fact that I'm going to be poor for the rest of my life, I was at absolute peace. That's when I knew we couldn't not do it."(太字ははちこによる)

 まさに第一テモテ6章6節。(「しかし、満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。 」)なんだか自分の心を探られ、大切なことを教えられた気がする。

 英語ですが、この記事にある動画もぜひご覧になってみてください。

 (追記:アメリカ在住の方にはおなじみのジョン&ケイト・ゴスリン… 同じ8人の子持ちでも、全然違う生き方。目を覆いたくなるような二人の争いの記事をスーパーのレジの列で見かけるたびに、8人の子供たちのために祈らされます…)

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