ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

変わった名前?

みぞっぺさんのコメントに「マサイ族」とあるのを見て、ふと思い出したことがあった。大学院生だった頃、同じ心理学科の上級生に、マサイ族出身のアフリカ人がいた。面白いのは、彼は名も「マサイ」と名乗っていて、正式な書類の上でも全部「マサイ」で通していたらしいこと。普通ならファーストネーム、ラストネームと二つ名前があるはずなのに、彼の名前はただ一つ、「マサイ」だけ。事務の人たちも首をかしげていたらしい。でも、故郷に帰ればちゃんと自分の名前があるだろうに… 部族内で使っていた名前は発音が難しいから(?)アメリカでは使うまい、と思ったのだろうか。いかにもマサイ族らしい、すらーっと背の高い人だった。

そんなことを思い出していたら、大学院生時代に出会ったもう一つ面白い名前、というか、興味深い人のことを思い出した。

私がTA(Teaching Assistant)をしていたクラスに、Olga Princess Ofgreece という名前の女の子がいたのだ。オルガ プリンセス オブグリース? ギリシャの王女、オルガ?? 随分変わった名前だなぁと思っていたら、なんと正真正銘、ギリシャの王族の方だった。友達にギリシャ人の留学生がいたので聞いてみたら、確かにそうだと言って驚いていた。でも、彼女はごく普通の大学生として生活していたようだったけど。私のクラスに来る時はいつも、グレーのスウェットの上下を着て、ズタ袋のような鞄を背負っていたし。多分、王族の人って、名字がないので(?)、大学ではOfgreeceを名字代わりにして登録したのでしょうね。

思い出しついでに、ちょっとグーグルで検索してみたら、こんなページを見つけてしまいました。そう、この人です。ああ、やっぱりお姫様だったのねぇ、とちょっと感動。

私のクラスにオルガがいたのは1988~9年で、彼女は新入生だった。このページのオルガは1971年生まれだから1989年には18歳というわけで、年齢もピッタリあう。学歴がコロンビア大学大学院となっているから、プリンストンを卒業したあとはコロンビアで大学院に進んだのか… うーん、なんだかなつかしいなぁ。

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