ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

シカゴももうすぐ明けます

 年が明ける前にちょっとだけ。
 午前中は今年最後の礼拝。メッセージは「幸せな新年を迎えるには〜〜苦難の最中でも主に信頼することを学ぶ」。新年を迎えるにあたって、もう一度、主は善い神であり、主のようなお方は他にはおらず、ただ主だけが私たちの信頼を置くに値するお方であり、私たちの賛美を受けるにふさわしいお方であることを再確認させられた。
 午後からは大掃除の続き。夜は、エミはオーケストラの友達の家で大晦日のパーティー、みんはお友達の家で女の子数人集まってのお泊まり会。エミは、最近仲良くしている一つ上級生のトム(仮名)と出かけた。トムとは弁論部とクワイヤと演劇部で一緒らしい。トムが迎えに来た時、「帰りは何時頃になりそう?」と私が聞くと、「エミ次第です。何時までいいですか?」と彼。私が「午前1時じゃ早すぎる?」と聞くと、彼は首を横にふり、「いいえ。では1時までにエミを送り届けます」。 午前1時なんて、通常だったらありえない門限だけど、大晦日のパーティーというからには年明けのカウントダウンまではいないとパーティーの意味がないだろうし、エミは最初は「朝まで」と言ってたのだが(他の子たちはそうらしい)、教会のユースのイベントならともかく、友達の家でのパーティーで朝までなんて冗談じゃないと思ったので、1時ということで手を打ったのだった。ティーンのパーティーについてはいろいろ思うことがあるのだけれど、それはまた別の機会に。
 エミとみんを送り出した後、ようやくおせちの準備に取りかかった。ところが、なますの準備をしている最中に*またもや*指を切ってしまった… 右手の親指をスライサーで。もう笑い話にもならないよ。詳しいことは書くと気持ちが悪いので書かないけど、さすがにちょっと落ち込んだ。今は血は止まったみたいだけど、私の右手の親指は、包帯ぐるぐる巻きでまるでてるてる坊主の頭のようになっている。これを書くためのタイプも非常に打ちにくい。大根は全部切って、にんじんもあと少しで切り終わるというところだったのにな。仕方がないので、にんじんの残りを切るのだけはぼぼるパパにやってもらった。(あなた、いつもすみません…) でも、その後は、自分で何とか片手で仕上げた。
 なますの後は、きんとん作り。栗の甘露煮が売ってなかったので、栗なしのきんとん。出来合いの栗きんとんは売ってたんだけど、量が少ないのに高いし、自分で作った方がずっと美味しいからね。この後はさらにお煮しめも作ってしまおうと思っていたんだけど、さすがに右手が使えないとやりにくくて仕方がない。もう年も明けるし、今夜は無理しないで、このまま寝ようと思う。
 きんとんを作っていたら、ケンスケが、「ママ、僕、深呼吸すると変な音がするの」と言い出した。彼の胸に耳を当てて呼吸の音を聞いてみると、みんやま〜やで聞き慣れた喘鳴が。しかもかなり激しい。ひえー、ついにケンも喘息か。幸いうちには吸入器(ネブライザー)と薬は常備してあるので、とりあえずそれを使わせた。15分ほど吸入したらてきめんに良くなった。明日はお正月だからクリニックはお休みだし、あさってには連れて行かなくては。
 2006年、最後の最後でドタバタしてしまいました。(^_^;; ドタバタしてはいても、イエス様の恵みはひしひしと感じます。
ジーザス、2007年も、毎日、あなたを見上げ、あなたに感謝し賛美をささげつつ、あなたと共に生きていきます。

 それでは皆様、良いお年をお迎えください。

新年のお客様第一号は…

 アーバナ帰りのヤスとY介くんが、夕食にうちに寄っていってくれる予定。さらに、黒田主事ご一行総勢14名が、セント・ルイスからシカゴのダウンタウンまで直行して新年の花火を観てから、うちに泊まりに来る。すでにメールや電話で、「アーバナ06、素晴らしかった!」という声がちらほら入って来ているので、みんなのお土産話をたっぷり聞くのが楽しみです。

 あ、今ヤスたちから連絡があり、夕べ(今朝)は4時過ぎまで起きていて、今朝は7時半には起きたので、霊は満たされているけれど身体がボロボロのため、今夜は寄らずにまっすぐ帰るとのこと。くれぐれも運転しながら寝てしまわないように、二人で大声で賛美しながら帰りなさいねと激励。 実際今頃は、セントルイスを後にして、大勢の燃やされた青年たちが四方八方へと帰宅している途中なのだろう。それぞれの道のりが守られますように!

「良いお年を」

 上にHappy New Year!と書いて思い出したけど、昨日、教会で、まだ新年になってもいないのに人々が互いに「Happy New Year!」と挨拶しあっていて、アメリカ人は気が早いなぁ、日本人なら大晦日に「明けましておめでとう!」と挨拶するなんてありえないのに、と思っていた。でも、後になってハタと気が付いた。あれは「明けましておめでとう!」ではなく、"I wish you a happy New Year!" の省略形のHappy New Year!だったのだ、と。つまり、「良いお年を!」と言っていたわけだ。そうか、ならば納得。
 ところで、日本人は、学校で習ったのだかどうだか忘れたが、「明けましておめでとう」は英語で、「A Happy New Year」と言うと思っている人がものすごく多いと思う。でも、「A」はつけなくていいんですよ。最初に日本でそれを広めた人は、アメリカから来るクリスマスカードにはいつも「Merry Christmas and a Happy New Year!」と書いてあるので、それで「明けましておめでとう」は「A Happy New Year」だと思ったのだろう。しかし、クリスマスカードに書いてあるのは I wish you a Merry Christmas and a Happy New Year の省略形で、「喜びに満ちたクリスマスと幸せな新年をお迎えください」という意味なのだ。「お誕生日おめでとう」と言う時にも「Happy Birthday!」であって「A Happy Birthday!」とは言わないように、「明けましておめでとう」も「Happy New Year!」でいい。だけど、私がその事に気づいたのも、アメリカに来て随分たってからだった。普段は冠詞は苦手な日本人が、明けましておめでとうと言うときだけは律儀に「A」をつけているのは、それだけ日本での英語教育が徹底していたのだろうか… 複雑な気持ち。

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