ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

「良いお年を」

 上にHappy New Year!と書いて思い出したけど、昨日、教会で、まだ新年になってもいないのに人々が互いに「Happy New Year!」と挨拶しあっていて、アメリカ人は気が早いなぁ、日本人なら大晦日に「明けましておめでとう!」と挨拶するなんてありえないのに、と思っていた。でも、後になってハタと気が付いた。あれは「明けましておめでとう!」ではなく、"I wish you a happy New Year!" の省略形のHappy New Year!だったのだ、と。つまり、「良いお年を!」と言っていたわけだ。そうか、ならば納得。
 ところで、日本人は、学校で習ったのだかどうだか忘れたが、「明けましておめでとう」は英語で、「A Happy New Year」と言うと思っている人がものすごく多いと思う。でも、「A」はつけなくていいんですよ。最初に日本でそれを広めた人は、アメリカから来るクリスマスカードにはいつも「Merry Christmas and a Happy New Year!」と書いてあるので、それで「明けましておめでとう」は「A Happy New Year」だと思ったのだろう。しかし、クリスマスカードに書いてあるのは I wish you a Merry Christmas and a Happy New Year の省略形で、「喜びに満ちたクリスマスと幸せな新年をお迎えください」という意味なのだ。「お誕生日おめでとう」と言う時にも「Happy Birthday!」であって「A Happy Birthday!」とは言わないように、「明けましておめでとう」も「Happy New Year!」でいい。だけど、私がその事に気づいたのも、アメリカに来て随分たってからだった。普段は冠詞は苦手な日本人が、明けましておめでとうと言うときだけは律儀に「A」をつけているのは、それだけ日本での英語教育が徹底していたのだろうか… 複雑な気持ち。

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