祈りを聞かれる神

　神さまがまた、祈りに答えてくださった。願った通りのことをしてくださったのだけれど、そこには痛みもある。
　先日、長女が祈りの中で、男女交際に関して「誘惑に負けないよう助けてください」と祈っていたことを書いた。その後も、ある男の子が積極的に彼女にアプローチしてくるらしく、私は気になっていた。彼女は彼に近づきすぎないよう努力していたけれど、それでもやっぱりその子に心惹かれるものがあったのだと思う。私とぼぼるパパとしては、彼のその積極さが気になったので、つい数日前、「エミにとって誘惑となる望ましくない関係は取り除かれるよう、はっきり祈った方がいいね」と話し合い、以来そのように祈っていた。
　そうしたら、さっき、彼女が泣きながら部屋から降りて来た。彼女のプライバシーに関わることなので詳細は書かないが、要するに、神さまは彼の真の姿を彼女に明らかにすることによって、この関係を彼女から取り去ったようだ。エミにとって気の合う友人ではあったのだろうし、彼女が悲しい思いをしているのを見るのは辛いけれど、これで良かったと思う。変に感情的に深入りする前に、はっきりたもとを分かつことができたのは幸いだ。
　神さまは時として、びっくりするほど素早く、明確に祈りに答えてくださることがある。最近そんなことが続いている。主よ、あなたに感謝し、あなたを畏れ、あなたの御名を讃えます。どうか、エミを大いに祝福してください。