ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

一歩動いた/上着替え

 壁に突き当たっていたかのように見えていた問題が、一歩動いた。まだ先は長いけれど、この一歩がなければどこにも進めないのだから、感謝なことだ。
 エミのこととか、つい思い煩ってしまうことがいろいろあるけれど、エミは私の子供である以上に、神さまの子供であることを肝に命じ、主ご自身が彼女を取り扱い、彼女の中で働いてくださることを祈り求めていこう。
 そう、エミについて言えば、今の私の一番の祈りは、エミ自身がもっと主に向かって祈るようになりますように、主を求めますように、ということ。親の信仰の傘の下にいたのが、自分の信仰へと脱皮するそのプロセスにいるのだと思う。2年前のCCで講師の大倉先生が、確か遠藤周作の本に言及しながら、人は成長過程において、親の上着を脱いで自分の上着を着なくてはならない時が来る、というようなことを語っておられた。今のエミは、親の上着を脱いだはいいけれど、まだ自分の上着を着るまでにはいたっていなくて、寒くて無防備でブルブル震えている状態のように見える。駆け寄っていって、もう一度私の上着を着せてあげたくなる。でも、それをしてしまったら意味がない。あの子が自分で自分の上着を見つけ、それを着なくてはいけない。神さまは、エミが自分の上着を着るまでは、あえて彼女に冷たい風を吹き付けることだろう。だって、親の上着を脱いでも、あたりが生暖かくて心地良ければ、自分の上着の必要性など感じないのだから。
 それを傍らで見ているのは辛いけれど、主の憐れみを求めつつ、祈って見守り続けなくては。そして、主の導きのもとで、時宜にかなった介入や助言もしてあげることができますように。

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