ねずみの騎士デスペローの物語
今日はみん、ま〜や、ケン、ま〜やの友達のレイチェルを連れて、映画『The Tale of Despereaux(ねずみの騎士デスペローの物語)』を観てきた。原作はニューベリー賞受賞作の童話なんだけど、なかなか深遠なテーマも含まれていて、考えさせられるものがあった。結末は、童話らしく、一匹の勇気あるハツカネズミがお姫様を助け出し、悪者はやっつけられ、皆めでたしめでたし、なんだけれどね。
ちょっとしたアクシデントと誤解から、人間関係がもつれ(この場合、主に人間とネズミの関係だけれど)、傷つき、傷つけ、関係からのwithdrawal、罪悪感、支配、操作、大衆の煽動… 。なにかこう、臨床心理学のテーマになりそうなことがてんこ盛り。いかに人が傷つきやすく、また傷つけやすい存在であるかがよく現われていた。そしてその悲しいサイクルを打ち破れるのは、善意と勇気と赦し…
さて、今夜はケンの親友のジョーイが泊まりに来る。映画に連れていくことも、お友達が泊まりに来ることも、冬休み前からずっと約束していたことだったので、それが果たせてよかった。