ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

幸せの方程式

 かきごおり先生のブログからです。興味深かったのでご紹介。

 BBCの記事に出ていた「幸せの方程式」というものを、中高生の集会である高校生がシェアしてくれたそうです。
 その方程式とは、Happiness=P+5E+3H。

P stands for Personal Characteristics, including outlook on life, adaptability and resilience.
・・・性格、って訳していいんでしょうか?人生についての見方とか、適応性、立ち直りの早さ。
E stands for Existence and relates to health, financial stability and friendships.
・・・生存、なんでしょうか?健康、経済的安定、友人関係。
HHigher Order needs, and covers self-esteem, expectations, ambitions and sense of humour.
・・・もっと高度な必要ですね。セルフエスティームや将来への期待、冒険心やユーモア。

 このP, E, Hの値は、次の四つの質問に対する答えで決まります。答え方は1から10のスケール(1が全然。10が激しく同意)で。

1. Are you outgoing, energetic, flexible and open to change?
・・・あなたは外向的で、エネルギーがあり、フレキシブルで、変化に対応出来ますか?

2. Do you have a positive outlook, bounce back quickly from setbacks and feel that you are in control of your life?
・・・あなたはものごとに対して積極的な見方をしていて、挫折から素早く立ち直ることができますか?生活のコントロールができているように感じますか?

3. Are your basic life needs met, in relation to personal health, finance, safety, freedom of choice and sense of community?
・・・あなたの生活のための必要は満たされていますか?健康、経済、安全、選択の自由、コミュニティーの一員であること。

4. Can you call on the support of people close to you, immerse yourself in what you are doing, meet your expectations and engage in activities that give you a sense of purpose?
・・・あなたは親しい人たちからのサポートを求めることができますか?自分のしていることに熱中出来ますか?自分の願ったようにすることができますか?目的意識を持ってできる活動に関わっていますか?

 1と2の問いに対する答えの数字を足したものがP値。3の問いに対する答えの数字がE値、4の問いに対する答えの数字がH値。

 私がこの方程式で興味深いと思ったのは、1や2は、意外にも幸せ度にそれほど強く影響を与えるものではなく、3の比重が一番高いこと。4は、3ほどではないけれど、1や2よりはずっと重要。(どれもそれなりに重要な気がしますけれどね。)

 しかし、さらに興味深いことをかきごおり先生は指摘しておられました。つまり、これらの質問に対する答えは主観的なものであるということ。たとえば3の問いに対する答えは、客観的にはそれらのニーズがあまり満たされていないように見えても、本人が満たされていると感じるなら、幸せ度が格段に上がるということ。そしてそれには、神様を知っているということが一番の要であること… 
 もちろん、3の値を上げるために、社会福祉としてできることもいろいろあるでしょうし、できることはすべきでしょうが、究極的には、自分の幸せを決定するのは自分なんですね。

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