ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

ジェシーからの電話

 ジェシーから電話がかかってきた。先日の感謝祭ディナー集会に呼んでくれてどうもありがとう、と。みんな互いにとても仲がよくて、私(ジェシー)にも優しくて、まるで以前の生活が戻ってきたようでとても嬉しかった、と。ジェシーもかつてはこのように皆で集まって賛美したり食事をしたり交わりを持つことがよくあったけれど、今では生活が一変してしまい、こういう機会がすっかりなくなってしまった、だから呼んでもらって嬉しかった、と。
 また、何人かでおしゃべりをしているときに、誰かが私に、「翻訳の仕事はどうやって始めるようになったのですか?」と聞き、私は、「翻訳への思いが与えられたので祈っていたら道が開かれた」と答えた。ジェシーは、「はちこがそういうのを聞いて、私も仕事のためにもっと祈らなくちゃと強く思わされたの。一緒に祈っていてね」と言った。祈るよ! もちろん祈るよ! 仕事が見つからないと、シェルターから出られない。一方で、シェルターにいられるのにも期限があって、あと半年か1年くらいらしいので、一刻も早く仕事を見つける必要がある。これを読んでおられる方の中にも、もし導かれる方がおられましたら、どうぞジェシーの職探しのためにお祈りください。

 ディナーの時にジェシーから聞いた話で、特に印象に残っていることがある。ジェシーは台湾でクリスチャンホームに生まれ育った。台湾の教会では、中国本土に福音の扉が開かれることを、自分たちの責任として祈っていたそうだ。子供の頃から教会で、「中国本土の同胞の救いのために祈るのは、我々台湾の教会の責任です」と言われるのを聞いて育ち、皆でいつも祈っていたという。台湾の教会では毎年チームを作って中国語の聖書を持って本土に行っていたそうだが、それも文字通り命がけで、チームが戻ってくるたびに、「今回は○○さんと××さんが本土で逮捕され、帰って来ることができませんでした」というようなことが毎回のようにあったという。それでも、長きにわたる祈りが聞かれ、今は中国本土はかなり福音に対して開かれてきている。(ただし、開かれてきたのは福音に対してだけでなく、物質主義のような他の価値観や文化にも開かれてしまったので、今では別の闘いがあると言っていたが…)こういう証をさらりとわかちあってもらって、私は胸が一杯になった。

 ああ、神様。ジェシーを祝福してください。彼女の必要を満たしてあげてください!

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