ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

医療費

 先月、エミがERに行った費用は、大学を通して入っている学生医療保険で全額カバーされるのかと思ったら、そうでもないことがわかり、あせっていた。
 先日、さっそく救急車使用料(?)みたいな請求書が送られてきて、それだけで約600ドル! 検査費などは一切含まれず、ただ、救急車を使って病院まで行ったというだけで、約600ドル! このあと、CATスキャンだとか心電図だとか、各種の検査費の請求書が送られてくるはず。ほかに、physician billだか何とか言う、お医者さんに対して支払う請求書も来ると思う。(検査代と診察費は別なので。)検査代に関しては、大学の保険で80%はカバーされるらしいけど(自己負担額は200ドルで、その残りの80%)、アメリカの医療費というのは常軌を逸して高いので、考えただけでめまいがする…(苦笑)

 ERではなく、大学のクリニックで検査を受ける分には全然問題ないのだけれど、今回はクリニックのドクターが念のためにとおっしゃったので、救急車でERに行った。幸いなんでもなかったから良かったものの… 
 請求書のことを考えると頭が痛いけれど、ERに行ったら医療費が高いから行くな、とはエミに言いたくない。本当に緊急の場合、医療費を気にして病院に行かないなんてことがあったら困る。(でもアメリカには、そういう人が大勢いる。ちゃんとした医療保険に入ってないばかりに、医者にかかれば問題なく治るはずの病気で、手遅れになったり命を落とす人が大勢いるんだそうだ。この先進国のアメリカで! なら保険に入ればいいじゃない、と思うかもしれないけれど、入るだけでも大変なコストがかかるので、保険なしで我慢してしまう人が多いのだ。だからこそ、今アメリカでは医療保険改革が切実な問題になっている。改革が必要なのはどう見たって明らかなのに、反対している人たちが*大勢*いるというのが実に信じられない。)

 エミの場合、学生保険だけでなく、ぼぼるパパの雇用主を通して入っている医療保険もあるので、学生保険ではカバーされない分を、もう一つの保険でカバーしてもらえないか、現在交渉中。いろいろあって、一筋縄ではいかなさそうです。やれやれ、ややこしや…

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