ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

ハリケーン・サンディー

 米国東部はスーパーストームと名付けられたハリケーン・サンディーの直撃を受け、大変な状況になっている。過去にこんなひどい状況になったことはないと、NY市も行っているらしい。我が家は今、娘二人が東海岸の大学に行っているので人ごとではない。もっとも、エミはちょうど秋休みで、幸いにも今は帰宅しているのだけれど。これまでに秋休みに帰宅したことはなく、なんで帰ってくるのよ、と思っていたのだけれど、結果として幸いなことになった。
 一方みんは、マンハッタンの南部にいるため、洪水や停電の被害を直に受けている。大学は月曜日から休講で、結局今週いっぱいずっと休みになると先ほど大学から連絡が入った。食べ物もろくにないらしく、昨日は「お腹がすいた」と何度もテキストが入った。こうなることを恐れて、私は金曜日に、「週末のうちに食べ物や水や懐中電灯や乾電池を部屋に用意しておきなさい」と言ったのに、彼女は私の言うことを聞かず、何も用意しなかったのだそうだ。まったくもう! ハリケーンも台風も経験したことのない彼女は、ピンと来なかったのかもしれない。せいぜいシカゴで時々くる嵐くらいのものを想像していたのだろうか。
 米国での死者も20人以上にのぼっている。何でも、家の中にいたのに、家の前の大木が倒れてきて、家が潰れて亡くなった人もいたらしい。何て恐ろしいこと。エミの大学のキャンパスでも、大木が根こそぎ倒れている写真が出ていた。

 フェイスブックのみんの大学のページには、かなり細かいアップデートが適宜のせられていて、保護者たちがこぞって「情報をありがとうございます! うちの子は何にも連絡をくれないので心配していました」みたいな書き込みをしていて、ちょっと笑ってしまった。大学がしっかりしてくれているので、親としてはかなり安心している。

 ハリケーンの影響は、シカゴにも出ていて、昨日、今日と、こちらもかなり風が強かった。これ以上被害が広がる前に、ササーっと過ぎ去っていってほしいものだとつくづく思う。ハリケーンのルートやその周辺の方たちが守られますように。すでに被害が出ているところでの復旧作業も、迅速に進みますように。その作業に当たってくださっている方たちが守られますように。電気や水のない生活を強いられている方たちも、守られますように。

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