ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

『クリスチャンを病ませる12の「霊的」思い込み(仮題)』

 4月から取りかかっていた『クリスチャンを病ませる12の「霊的」思い込み(仮題)』(クラウド&タウンゼント著)の翻訳がもうすぐ終わる。最後にもう一ラウンドだけ読み直して、それから編集者さんに送付するつもり。今回は随分ゆっくりやったなぁと感じる。5月中は忙しくてほとんど翻訳には手をつけられなかったし、7、8月も、結構のんびりやっていた。全体を一通り訳すのに約2ヶ月半、残りの2ヶ月余りは、原稿を読み直して訳の正確さや日本語の流れをチェックするのに費やした。前半は気合いを入れて結構ガンガンやる。後半は逆に、意図的にゆっくりやる。ぼぼるパパとの共訳なので、そのプロセスの中で、彼も一通り、いや二通りくらい全ての原稿に目を通してくれる。時々、訳語の選び方や表記の仕方で二人の意見が割れることがある。そういう時、私は従順な妻なので(?)、彼の意見に合わせることが多い。だけど彼が親父っぽい表現を提案してくる時は、断固として拒絶する。(笑)また、最終的な判断は私に任されている。
 翻訳をするといつもそうだけれど、今回もこの本のテキストから多くのことを学んだ。知らず知らずのうちにしみついていた律法主義的な考え方や行動が示され、洗い流され、私の神様への愛が純化されていったように感じる。神様の慈愛と恵みに満ちた視線で自らを見つめ直し、また他者のことも見られるようになった気がする。心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知力を尽くして主を愛し、また隣人を愛すること、神と他者との関係の中で成長させられ、人として一日一日を責任を持って精一杯生きることの意義と喜び… ああ、本書を早く読者の皆さんにもお届けしたい。
 本のタイトルですが、出版社さんのHPを見ると、『クリスチャンを狂わせる12の誤解』 (仮題)となっているけれど、もうちょい何とかした方がよさそうかな。『クリスチャンの成長を阻む12の「霊的」誤解 〜思い込みからの解放〜』とか? うーん。もう一押しか。決定するのは出版社さんだけど。
 さて、この本の次には、How People Grow に先立ち、Boundaries in Marriage を翻訳することになりました。これもとても楽しみです。

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