ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

ダヴィンチ・コードに関するクリスチャンの日本語サイト

 先日フィベさんが石井マレ師によるダヴィンチ・コードに関してクリスチャンの立場から説明しているサイトを紹介してくださいましたが、今日はpiyoさんがキャンパスクルセードが立ち上げたサイトを紹介してくださいました。(感謝します!!)

 キャンパスクルセードによる方のサイトは、そのオリジナルの英語のトラクトを先週の日曜日に教会でもらったばかりでした。これが日本語になればいいのに、と思っていた矢先だったので、その日本語版のサイトが立ち上がったと知って感激。『キリストは神か偽善者か?』の著者であり、キリスト教弁証家として有名なジョシュ・マクドウェルへのインタビューもあります。

 マレ師のサイトでは「キリスト教を信じるな!」というコラムもあって、なかなか面白い。一般にイメージされやすい「西洋」っぽいキリスト教というのは(たとえばダ・ヴィンチが描いている中世の宗教画の世界のような)、実際に聖書が示しているものとは違うんだよ、という話らしい。キリスト教を敬遠していて、この小説を読んで「ほら、やっぱりキリスト教なんか信じる価値ないじゃん」と思ったノンクリスチャンを対象としているのかな。

 私が今行っている教会でも、先週から4回シリーズでダヴィンチ・コードに関するメッセージが始まったのだけれど、ダン・ブラウンによるフィクション小説ダ・ヴィンチ・コード』は、2003年4月に出版されて以来、ずっとニューヨークタイムスのトップセラーリストに上がっていて、今や、聖書に次いで史上二番目のベストセラーなんだそうだ。聖書の内容を曲解し、イエスの神聖を否定している本が聖書に次ぐベストセラーだなんて! 唖然としてしまった。「たかが小説でしょ」と言ってはいられない事態だよね。心理学の祖とも言われるウィリアム・ジェームスは、どんな荒唐無稽な話であっても、人は繰り返し聞かされるうちにそれを信じる傾向がある、と言っている。実際、この小説を鵜呑みにする人も少なくないらしい。ブラウンは本の冒頭で「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述はすべて事実に基づいている」と言っていて、それが読者を惑わしているようだけれど、クリスチャンでなくても、ちょっと調べればすぐに事実とは異なるとわかることがいろいろあるらしい。実際、アメリカの検証番組「20/20」(日本の「クローズアップ現代」みたいな番組)でも「シオン修道会」が取り上げられ、事実はブラウンが小説に書いていることとは全く異なることを検証したそうだ。(それから、本の中でブラウンは、ルーブル美術館の中庭にあるガラスのピラミッドのガラス板は全部で666枚だと書いているそうですが、実際は673枚だそうです。)

 …さて、そろそろ今日の仕事にかからねば。あさってからCCだっ!

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