ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

Hemantのブログ

 19日の記事「無神論者との対話」に登場した、Hemantのブログにリンクしておきます。興味のある方はどうぞ。ダイアログのダウンロードも、Hemantのブログから直接できるようになっていました。

 最近の記事では、彼が教会でパスター・ティムとダイアログをした時のことや、パスターが教会のサイトに掲載している創造論に関する記事に対するHemantからのコメント、そしてそれに対するパスターからの返事などが読めます。記事そのものもさることながら、そこに寄せられているたくさんのコメントがまたとても興味深いです。「説得の心理学(The Psychology of Persuasion)」という本に言及しているコメントがあり、そこにはこう書いてありました。

I think one basic point is that you do have to make some connection w/ your dialog partner and the audience, then from that point of agreement start bringing in observations that are hard to reconcile with that position.

 ふむふむ、なるほど。これは確かに言えている。余談になるけど、これを読んでうちの次女みんが4歳の時のあるエピソードを思い出した。みんが馬のぬいぐるみを持っていたら、友達が「それはロバだよ」とみんに指摘した。二人はしばらく「馬だよ」「ロバだよ」と押し問答をしていたが、そのうちみんが、「オーケー、そんなに言うならこれはきっとロバだね。でも、このロバは馬にそっくりだよね。」すると友達は、「うん、ホントに馬にそっくりなロバだね! まるで馬みたい!」 結局、『馬にそっくりなロバ』ということでめでたく共通見解に達し、二人は仲良く馬にそっくりなロバで遊んだのでありました。あっぱれ、みん!と思った出来事。

 Hemantやパスター、また他の人たちのコメントを見ても、まずは共通見解を探してそこを土台として対話を進めているのがよくわかる。いきなり反対意見を投げつけたり、相手の価値観を卑しめるような言い方はしない。たとえ相手の意見に同意しない場合でも、どこかに何らかの共通点はないか、同意できる部分はないか探す… うん、私もこれからは心がけてみよう。

 ところで、Hemantは今週から来週にかけて、アイスランドでもたれる「国際無神論者会議」というものに参加するらしい。そんな会議もあるんだねぇ!
 

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