ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

主(ヤハウェ)があなたがたを恋い慕って・・・

 立川福音自由教会の高橋秀典先生が、このたび『主(ヤハウェ)があなたがたを恋い慕って・・・』という本を出版なさった(発売:いのちのことば社)。このタイトルは私も大好きな申命記7章7節から取られたもの。本書は旧約聖書モーセ五書の解説で、一書が約十回ずつで終わる通読ガイドになっている。 
 以下は、先生からいただいたご案内からの抜粋です。

 聖書の最初の五つの書は、聖書全体の基礎、土台と言える部分ですが、現代に生きる人々にはなかなか理解しかねる表現に満ちています。しかし、たとえば多くの人になじみ深いイエス様の「山上の説教」にしても、また多くのたとえ話にしても、また十字架の意味にしても、この最初の五つの書を読み飛ばしては本当の意味を理解することはできないのではないでしょうか。

 創世記の天地創造や堕落の意味、出エジプト記の幕屋建設、レビ記のいけにえや民数記の数字の繰り返し、申命記にある様々な生活規定やさばきなど、現代人には理解しにくい記事の意味を、簡潔に解説させていただきました。今まで、モーセ五書全体を網羅した素人にも分るような解説はなかったように思います。最近の聖書解釈や翻訳の問題などもさりげなく述べさせていただいております。この書があれば、理解しにくい様々な記事の要点を大枠でとらえることができ、イエス・キリストの福音を、聖書全体から理解していただけると期待しております。

 カンバーランド長老キリスト・高座教会を四十年近く牧会された生島陸伸先生から、以下のような推薦のことばをいただきました。
「この本は、聖書に書かれている内容を正確に把握し、理解し易いように解説しています・・・
旧約聖書の解説書は、原本が古いだけに、難しい本になりがちです。この本は人生の途中から聖書の真理にふれてとまどったことのある著者が、分り易いように書かれていますので、読みやすく、納得できる解説になっています・・・
この本は解説書でありながら、そのまま信仰を育てるメッセージが含まれています。多分、個人のディボーションにも、祈りの小グループでの聖書の学びのときにも、この本が利用できると思います・・・・モーセ五書は、旧約聖書の初めの箇所ですが、それでもキリストの福音から目をそらさずに指し示しながら、その箇所がもっている独自性を十分に解説している本だと思います・・・」

  以下は、小生が前書きに書いたものの抜粋です
「現在の私にとって大切と思われる聖書の核心とは、「神は唯一の創造主である」ことと、「神の選び」です。それでこの書のタイトルは「主(ヤハウェ)があなたがたを恋い慕って・・」(申命記7:7)とさせていただきました。
「全宇宙の創造主が、このひとりの私に目を留め、私を恋い慕って、ご自身のみことばを啓示してくださった・・・」、その創造主の語りかけを心の奥底で味わうことからすべてが始まるということです。」

私自身はまだ手に取って読む機会を得ていないのだけれど(海外在住だと、読みたい新刊が出てもどうしても出遅れてしまう)、この本の話を伺った時から、「絶対読む!」と意気込んでいる。とても楽しみ。

主があなたがたを恋い慕って、あなたがたを選ばれたのは、あなたがたがどの民よりも数が多かったからではない。事実、あなたがたは、すべての国々の民のうちで最も数が少なかった。
しかし、主があなたがたを愛されたから、また、あなたがたの先祖たちに誓われた誓いを守られたから、主は、力強い御手をもってあなたがたを連れ出し、奴隷の家から、エジプトの王パロの手からあなたを贖い出された。
申命記7:7−8

追記:実際に読んでみての感想は、こちらです。 http://d.hatena.ne.jp/mmesachi/20070313

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